鍋谷太一(18)日本オープン予選通過!
日本オープン2日目(プロ101名・アマ19名)が行われ、鍋谷太一(18)が72(34・38)で回り、40位タイとし、通算2オーバーで予選を突破しました。予選カットラインは4オーバー(59位タイ)でした。
今日は7時30分スタート。2時間前、現地に到着すると霧が立ち込めていました。
スタートは遅れるかと思われましたが、定刻通りスタートしました。
1番ミドルのスタートは2打目をウェッジで、ピン下、2.5メートルにつけ、バーディチャンス・・・でしたが少し曲がるスライスラインを少し強く打ちすぎて左を抜けてパー。その後パーが続き5番でバーディ。
6番をボギーとしましたが続く7番をバーディ。
前半はー1で折り返しましたが、後半は苦しみ+3。トータル2オーバーで二日目をフィニッシュしました。
今日は、コースも乾いてきて難しい状況でした。
前日のグリーンは、水曜の雨でグリーンが湿って、11フィート前後の速さでしたが、今日の後半は特に乾いてきて、グリーンが速くなり、12フィート以上出ていた感じです。下りになると、ボールをカップ付近で止めるのが困難・・という感じです。
あの、マスターズチャンピオン、アダムスコットもグリーンが速くなっていた・・・とコメントしたぐらいですから、想像できるかと思います。
ただ、最近の雨で二日目もグリーンは柔らかく、ラフからでもそう止まりにくくなかったですが、速さは出ていました。
速さに慣れない選手はスコアを軒並み崩したと思います。
いつもスタジオで練習している方は想像できるかと思いますがあのグリーンで10.5フィート出ています。今回のグリーンの速さはそれより、まだ速い感じです。
そして、セッティングは、さらにスコアを伸ばせないないよう傾斜途中に切ってあり、ピンもグリーン端に切っていて、ショットの精度も求められました。
さらに、ここのグリーンはうねっていて、ほとんどまっすぐなラインはありません。
いわばラインとタッチが合わないと、カップに入らないということです。
普段の男子ツアーなら、2日間の予選カットはイーブンパー前後ですが、4オーバーまでいくのはやはり難しいセッティングだったのだと思います。
そんな中から考えると、太一の後半のゴルフはかなり苦しいゴルフでしたが、よくパットで耐え凌ぎました。
昨日は24パット、今日は27パットです。
コース内は木が多く、微妙なコントロールを要求されるので、セカンドショットもかなり難しいです。ショットの精度はティーショットで10ヤード、セカンドショットは5ヤードの精度を求められます。それ以上狂うとティーショットはラフか、木がスタイミーになります。セカンドショットは7M以上のところに乗ると3パットは覚悟という感じです。
また、グリーン上ではこれだけ速くなれば、3M以内、5ミリの精度を求められます。それ以上狂うとほとんど入りません。
5M以上のパットは、ラインが読みづらくなり、少し読み違えば、全然違うところに転がってしまうというところに切っていました。そして10M前後のパットは寄る感じもしませんでした。
やはり、日本一セッティングが難しいと言われるトーナメントだけあるかな・・と思いました。今年はJGA(日本ゴルフ協会)によると「この条件でアンダーで回れないと世界には通用しない」というセッティングにしたということです。
微妙な言い回しですが、そこを目指してがんばりたいと思います。
明日は、トッププロの藤本佳則選手と同組です(2サム)2年前の関西オープン以来です。
楽しみです。