鍋谷太一、プレーオフの末、カナリヤマスターズ優勝
本日、6月17日(月)に行われた、カナリヤマスターズ(カナリヤガーデンCC・7113ヤード・千葉県・賞金総額200万円・プロ101名・アマ4名)で鍋谷太一が66(31・35)で回り、プレーオフの末、優勝、賞金45万円を獲得しました。
千葉まで車を走らせ、早朝着。9:36インスタート。
アンダーが続出。太一は31の5アンダー。9ホールを終えて、トップに躍り出ました。
後半は出だし、ロング、2オンするも3パット。。流れが悪くなりそうな予感です。。
そして、最終、ミドル。2Mにつけ、バーディ。後半1アンダーの35。トータル6アンダー。
66は太一以外に1名いました。昨年の日本アマチャンピオン、小袋秀人プロ(昨年プロ転向)です。
そして、二人は10番に。サドンデスプレーオフによる勝者決定戦です。
10番、18番の繰り返しで行うとのことです(写真はルール説明時)
二人とも1ホール目から、えげつないショットです。380ヤードのミドル、2人とも残り50ヤード。。でも1ホール目、二人ともパー。。
2ホール目もパー、3ホール目もパー、4ホール目もパーそして、5ホール目、両者ともバーディ。。決着がなかなかつきません。。
そこで、競技委員が「ホール変更します!10番の次は11番ロングホールを使います!」とのことです。
それでも決着つかず。。
7ホール目、また10番に戻り、太一、今度はアイアンでティーショット。それを奥のカラーから3Mほどのパットを決めてバーディ。決着となりました。
7ホールによるプレーオフ、両者、一歩も引かずの熱い戦いでした。
クリスタルグラスと賞金授与。
太一、優勝のスピーチ。
今日の内容はショット数が35、パット数が31です。ロングホールでの2オンが2回、その内イーグルが1回、グリーンを外したのはわずかに1回、ボギーはなしです。
いい内容でした。今朝のスイングチェックでもフェード系(スライス気味)で安定していました。
・・・・賞金をいただいて、帰りの道中、息子はこそっと中身を除き・・・
「ほんまに入ってるわ・・」
「わーすごい・・・」
「優勝したらこんなにもらえるんや・・・」
16歳にすれば、45万円って桁違いの大金です。
普段、練習して、トレーニングして・・・試合にでれば、結果が出るかどうかわからない中で、恐怖感を味わいながらプレーしています。
今日も、終盤、手が震えて、思うようにいかなかったと言っていました。
正直な気持ちだと思います。でもそれが言えるのは強くなっている証拠だと思います。
今晩は栃木に移動、明日、予選を兼ねた試合に出て、大阪に戻ります。