鍋谷太一、ファイナルステージへ
鍋谷太一(ゴルフフィールド)は、最終日、71(35・36)で回り、4日間通算11アンダー、ファイナルステージへと進出しました。
結果はこちら↓
http://www.jgto-qt.jp/upload_files/20141121154657.pdf
最終日、朝の練習場。この日は朝から調子よく、4日間で一番、クラブの動きがよかったです。
「今日が一番いいわ。自在に打てる」と太一。
パットもターゲットに対しての考え方を変えてから、ストロークがよくなってきました。
今日、発表された、グリーンの状態です。
スピードは10.5です。ここのグリーンはこれ以上速くすると、傾斜でグリーンから出ていくそうで、これ以上はトーナメント(ミズノオープン)でも速くしないらしいです。
コンパクションは、トーナメントより、少し、柔らかくセッティングしているそうです。
太一曰く、20~30ヤードのアプローチではファーストバウンドが思ったより、跳ねるそうで、そのくらいの距離感が難しかった・・と言っていました。
今日も最終組。昨日と同じメンバーです。
PGAシニア賞金ランク21位の清水選手と2011チャレンジツアー賞金王の額賀選手、韓国の若手、文選手との組合せです。
太一はスタート(415ヤード)から、得意のフェードで振り切り、セカンドを残り、90ヤードまで飛ばし、2Mにつけ、バーディ。ここ1番スタートホールは2日目から3日連続バーディです。
そして・・・前半最終ホール、9番(451ヤード)、右からグリーン奥に広がる、大きな池が特徴です。
橋の向かって右側が9番グリーン。ティーグラウンドからグリーン横、奥まで池が広がっています。
このホール、ティーショットを残り106ヤードまで飛ばし、セカンドはウェッジ。3Mにつけましたが、惜しくもバーディならず。前半は1アンダー。
後半もグリーン、5M以内にヒットしますが、パットが決まらず。。
そして最終ロング。今度は左に大きな池(湖)が広がっています。
セカンドをグリーン手前まで運び、寄せればバーディというところを・・・
転がして、イーグル狙い?
カップを通り越し、2Mオーバー。
下りの難しいラインを残しました。。
入らず・・パー。
全員がホールアウトし、選手皆が帰った後・・・
グリーンで練習です。
帰りは渋滞予想で大阪の自宅まで4時間以上かかりそうですが、今日の反省は今日の内に・・・
最後は「これ3発連続で入れてから」
と・・・
一回で決まりました(ホッ)
帰り車で・・・
「今日はよー飛んだでー」
「あそうか。」
「今日、額賀さんを何度かホールオーバードライブした」
「へぇー」
「9番見てたやろ」
「あ~あそこな、よ~飛んでたなー」
「あれ、もう残り106やで」
「340位飛んだで」
「今日、額賀さんにやるな~って言われた」
「よかったな」
「今朝気づいてん」
「昨日は力入りすぎたって」
「ほんでな16番でニアピンも勝負した。ほんならちょっと太一が勝ってん!」
「でも先に入れてきはってん」
「でも絶対いれよっと思って打ったら、太一も入ってん!」
「17番は、額賀さんもバチッと振ったから、絶対抜かそうと思ってんけどな・・」
「ほんで?」
「5ヤード負けた」
「で
も昨日より、だいぶ飛んでいるな」
なんだかんだ2時間近くしゃべり・・・
気づいたら寝ていました。。
普段あまり、飛距離のことは言わないですが、ツアーナンバーワンのロングヒッターの選手とどれぐらい違うのか、また自分はどれぐらい飛ぶのかが気になったようです。
これでやっとQT3回目でファイナル出場を決めました(プロ宣言して2年3か月)。
1昨年、昨年ともサードで涙をのみました。コースは違いますが、1昨年は4日間で15オーバー(小野東洋GC)、昨年は6アンダー(熊本中央CC)、今年は11アンダー(JFE瀬戸内海GC)、毎年、レベルが上がっているのが実感できます。
このサードQTは、出場人数100名、通過者28名(マッチング)でセカンドQT通過者を始め、過去5年間のシード選手、海外からの有資格者など、実力者100名で行われます。
また、狭き門です。
この会場からは、今回は韓国を始め、海外からの選手が12名通過しています
これから日本男子ツアーと言えど、アメリカやヨーロッパが取り組んできたようにアジアを代表する、ツアーとなっていくでしょう。