謹賀新年
新しい年を迎えました。神宮(伊勢神宮)に参拝、ご祈祷していただきました。
この一年はどういう年になるか、誰もわかりません。
ただ、目標や課題を持ち、それを成し遂げようとする力があってこそ、今の生活や国が成り立っているのは確かです。
もし、そう思っていない人がいたとしたら、その方は周りの方に助けられているのだと思います。感謝しなければなりません。
昨年は大きな震災があり、今、福島、東北、また、日本が大きな課題に直面しています。
このことを乗り切ることができれば、また、同じ失敗を繰り返さないことができれば、日本は世界の人々に大きな自信を与えることは間違いないと思います。
いいことには安心と夢が与えられますが、悪いことには不安や悲壮感が漂います。
元旦の日、今から、11年も前の話を思い出しました。ある、貧しい国を訪問した日本の方が、たくさんの食糧をその国の方々に寄付したとき、その方たちはそれを、皆で少しずつ分けて、ほんとうに喜んでくれたというお話です。
その国の人は、その食料を一時的に与えられたとしても、次、あるとは限りませんし、あったとしてもいつになるかわかりません。
今を喜んで、大いに感謝していただき、楽しい時間を過ごした、そして何より、その国の人たち、また子供の目は、ものすごく輝いていたという話です。
私は戦争時代を生きていませんが、戦後の日本はまさに輝いていたと思います。
物はない、お金もない、あるのは自分の体ひとつだった・・その時代に生きた方は、どう自分をまた未来を思ったのでしょうか?
まさに、不安や悲壮感を夢や安心に変えたのだと思います。その方たちがいてくれたからこそ、今の私たちが、こうやって過ごせてるだと思います。
不景気や貧乏、お金がない・・・贅沢いいすぎだと思います。
日本はあの時代の焼け野原から、立ち上がったのです。
この震災も絶対に乗り切ることができます。私も少しでも力になりたいと思っています。
申し遅れました。今年もよろしくお願いします。