練習とマナー
選手は、休日になると、朝早くから、練習、ラウンド、また終わってからも、グリーンで練習しています。
選手たちには、黙って無言で練習、余計なことをしゃべらないよう指導しています。
また、練習が終わっても、ゴルフ場では静かにするよう指導しています。風呂場でもロッカーでも・・です。ゴルフ場では当たり前のことだと思います。
ジュニアはゴルフ場にいると目立ちます。最近は特に一部のマナーの悪い選手から、ジュニアへの風当たりが強くなっています。大阪府ゴルフ協会では、今年から中学生以下の選手は、ほとんどの試合、出場できなくなりました。
悲しいことです。「ゴルフがうまかったらいい。試合で好成績を残してるからいい」そんな考えでは、いい選手は育ちませんし、やがて放っておけば、ゴルフができないような事をやらかす事態にもなりかねません。
子供の時にゴルフ、スポーツをやらせているのは何のためか?今一度、考え直す必要があると思います。
私たちの生徒にもたくさんの選手、ジュニアがいます。練習していても、練習していないときも、よく観察させてもらっています。
親御さんにも気がつくようにしていただいてます。
正直、それを指導してもできない方には、厳しく対処させていただいてます。
なぜなら、しっかりマナーを守っている他のジュニアに迷惑がかかり、また、私たちの信頼も損なうことになるからです。
始めが肝心です。
子供はゴルフをしたいと思うときは肌で「楽しそうだ」と感じています。
それを「楽しいから」とか「楽しかったらいいやん」とかで始めさせるとろくなことがないと思います。
ゴルフを始めさせるときは、先に厳しさ、マナーを教えてからが賢明です。
「これと、これとをちゃんと守らないとゴルフはできないし、させることはできない」このことを先(ゴルフを始める前)に言っておくことです。
そうすれば、教えるとき、すべて筋が通ります。それを教えてもらった親や、コーチに怒られても反抗しません。逆に怒ってくれた・・・と感謝への気持ちに変わることも多いです。
裏返すと先に楽しさだけを教えると後々大変です。