私事
私事ですが、今週火曜日の夜中、急に吐き気がして気分が悪くなり、次の日(水曜日)は朝から熱があって、フラフラ状態でした。そんな状態になるのは10年以上記憶にありません。
それでも朝のレッスンは自分でも覇気がないのを感じながら、何とかできましたが、その日の夜の阪神GCでのレッスンは立っているのが精一杯でレッスン生に事情を説明し、迷惑をかけながらもレッスン時は風邪がうつっては大変だと、離れながらのレッスンをさせていただきました。レッスン生の方、覇気のないレッスンで申し訳ありませんでした。
実は前の日、息子(太一)が休み明けの火曜日、朝から学校を気分が悪いといって休んでいたとのことでした。私はそのことを夕方になってわかり、、「ゴルフの次の日に学校を休むなんて以ての外、それならゴルフにいかさない!」と息子を叱りました。この週の太一は11日、12日の連休を2回のゴルフで、疲れはあったかと思います。ですが言い訳になりません。
たとえインフルエンザで熱が出ても「気がゆるんでる」と叱ったと思います。次からは「絶対学校に行く」と約束しました。少々子供にはきついと思われそうですが、大人になって社会にでれば、どんな仕事でも責任持たないといけなく、そのことにおける最小限の基本は休まずに行くことだと思います。
以前の試合(1999年ツアー選手権)でタイガーウッズが初日に大きな石(テレビではレンガくらいに見えた)の後ろにあるボールを無理やり打って、手首をひどく痛めたシーンがありました。記憶にある方もおられると思いますが、その後、タイガーは手首を傷めているのにもかかわらず最終日まで戦ったことを覚えています。
石の後ろにあるボールを打つ勇気もすごいですが、最後まで戦う姿もすごいし、敬服します。
この根性に勝てる精神がないと世界一にはなれません。もし、大怪我すれば選手生命も危ぶまれます。そこまでなぜできるかと思います。タイガーウッズが試合の途中棄権は今まで(プロ12年間)手首捻挫で一度だけです。
息子の話に戻りますが、休んでいて学校の勉強がわからないとかテストの点が悪いのは言い訳になりません。今回も「学校で休んだ日に授業したところを復習して理解すること」を本人に言って聞かせました。
大事な試合やラウンドでは学校を休ませる日もあります。その分必ず勉強し、宿題もする。当たり前のことですが、ですからゴルフに行って「しんどいから」と学校を休んでほしくないのです。
話は長くなりましたが、前の日にそれを言った手前、私も絶対休むわけにはいきませんでした。「親(指導者)が示し、子供たちを育てるのは大変なことやなぁ」とつくづく感じました。