ゴルフフィールド

根性出してがんばれ!

2010年05月31日

「根性出してがんばれ!」スポーツの世界でよく監督、コーチが選手にかけるゲキです。私もよく言います。

根性は本来、その人が持っている性格です。

スポーツをしているアスリートなら経験ある方も多いかも知れませんが、強くなりたいとか、勝ちたいとか思っている反面、いざ勝負になると、遠慮がちになったり、自分には・・・・などとついつい思ってしまっていることがあり、大事な場面や試合などでその性格がでてしまったりしやすいものです。

強い選手やトップ選手には考えられないことかも知れませんが、以外と下位の選手にはありがちな感覚です。

これは、日本では幼少期、「人前では遠慮しなさい」「まず、お人を先に通しなさい」とか親から躾けられることで、自然にそれが、性根に焼きついているのかも知れません。

私はこの文化はすばらしいと思います。日本人ならこれを見ている方も気分のよいものだと思います。

ところがこの気持ちは競技には結びつきにくい感覚です。団体競技、サッカーなどではこの感覚を持って試合に出ている選手は即、交代です。

その点、ゴルフはある程度の腕前であれば、ほとんどの試合はエントリーすれば誰でも出ることができますし、交代などありえません。

この感覚は日常生活、またゴルフをプレーする上でも、マナー上、非常に大切なことです。ですが勝負しているときは別です。自分のすべてを出し切って挑まなければなりません。そこができるようになるためには、さまざまなトレーニングが必要になります。このことは技術を覚えることよりも各段に難しい部分です。

試合やラウンドは最高の練習です。ですが、心のトレーニングをしていかなければ、いつまでも結果はほとんど同じです。

結果報告です。

上野王資さんが聖丘CCで85(39・46)、西宮高原GCで84(39・45)と連続の80台、また、連続でハーフ30台を出されました。スイングもカッコよくなってきました。自分で「おっさんですがおっさんみたいなスイングはいやなんで」、と、とにかくスイングをよくしたいと言って入会されて1年半、スコアも格段伸びてきました。今年中に70台出すと言っています。がんばってください。

ジュニアでは鈴木海咲(小学6年)がついにエリモGCで100切りです。スコアは97(49・48)でどっちも40台を出しました。一年半前はクラブを握ったこともない海咲ちゃんでしたが、週一回の基礎レッスンのみで一年近く経ったある日、本気スイッチが入りました。お父さんも本気スイッチが入った娘さんに一所懸命です。

吉田拓海(中一)もエリモGCのレギュラーティから1.5R回り、49・44・47とすべて40台を出しました。拓海は試合で80台を出すことが目標です。がんばってください。

関西女子アマ(西脇CC・6185ヤード・パー72・3日間54ホール)に出場した結城里麻(中三)は、76・82・77と通算19オーバーでした。14オーバー(マッチング)までに与えられる、日本女子アマ出場はなりませんでした。たくさんの経験をしたと思います。二日目に電話がかかってきたとき、泣いてました。この悔しさを次にぶつけてがんばってください。

今日、スポーツ新聞を見てると、アントニオ猪木が読者に贈る言葉、「今日は明日への贈り物」と書いてありました。いい言葉だなと思いました。この言葉はたくさんの苦労を経験した人の言葉だなと思いました。失敗は成功の種、忘れないでください。

2010年05月31日 カテゴリー: レッスンブログ 

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