昨日の太一とのラウンド
昨日、堺CCの福田プロ(総支配人)の厚意で太一と2名で梅コース9ホール(パー36)を薄暮プレーでラウンドさせていただきました。昨日は寒いというより、冷たい日で体はなかなか思うように動きませんでした。私はバックから、太一はシニアティーからプレーしました。
結果、太一が43で私が35でした。太一は、出だしから4ホール連続パーの後、5番でボギー、6番でバンカーから距離の長いバンカーでホームランし、OBまで転がり、トリプル、8番ショートホールでグリーンエッジのベアグランドからのアプローチでザックリし、さらに3パットでまたもやトリプルボギーという内容でした。
太一はプレー中、悪くなってくると、怖気づいたり、落ち込んだりします。誰でもそうなりやすいのですが、こういう場合はテクニカルではなく、気持ちの持ち方が重要です。プレーも慎重になりすぎて、遅くなってきます。
遅くなると、打つ前になってあせります。打つ前に「あのクラブが必要だった」とか、いろいろ考えているうちに、自分のプレーが遅いのに気づきます。そのときにあせって打ってしまい、ミスになります。スコアがいいときは特に大事にプレーしようと思いすぎる傾向があります。
普段、私はプレーをできるだけ早くするよう指導しています。なぜならボールのところに来てから判断していてはダメで、その前に打った時点で、あらかじめ次を予測し、クラブはたぶんSWだろうとか、風はこうだからPWも持っていこうとか、カートはこのままだと離れた位置に止まるだろうからパターを持っていこうと判断できるようになれば、自分の時間が多くなり、ショットやパットをする際、落ち着いてプレーできます。また初心者の方はうまく打つことより、これを意識すようにすれば、誰とでも回れ、同伴者にも迷惑をかけません。
普段の仕事や勉強、生活面でも予測する人としない人では大きく対応力が違ってきます。子供のときからこういうことを自動化するよう身につけると、あらゆる面で力を発揮することだと思います。