思いやり
「厳しさと優しさ」私は、表裏一体のような気がします。自分の子供には、優しく接することと厳しく接すること、両方大切だと思います。
子供が、マナーが守れなかったり、ルールを破ったりすると、これは親の責任、厳しく叱らなければ、子供のためになりません。そうしなければ、将来、逆に苦労します。
その時、叱ることは、ほんとの意味での優しさだと思うのです。
でもスコアが悪いときに、親が、厳しく叱ると、子供は、自分を否定されているような気がすると思います。一所懸命やったのであれば、それを認めてあげることです。
もちろん、分析して2度と同じ失敗を繰り返さないようにすることは大事だと思います。
ラウンドの仕方を変えれば、もっといい選択があったかもしれません。
クラブの選択、方向の選択・・・ラウンド中、たくさんの選択と決断が迫られます。
スコアの悪い時は、選択の失敗、技術不足・・・たくさん要因は考えられます。
そこを選手の立場に立って、考えることが思いやりだと思うのです。
そこでどういうふうに考えたかを想像しながら、選手とラウンド中のことを話す・・・
その選択はどうだったか、結果としてどうだったか・・・
その時の選手の気持ちがわかって初めて、叱ることもできます。
よくても悪くてもスコアは実力です。悪ければ、練習して出直しです。
それを冷静に思考することが大切だと思います。