快挙
松山英樹選手がWGC(HSBCチャンピオンズ世界ゴルフ選手権)で23アンダー、2位と7打差をつけ、圧倒的な強さで優勝しました。
世界ランキング上位の選手のみで戦い、勝利したということは日本人で初のメジャーチャンピオンへの期待も高まります。
今週発表の世界ランキングは6位。日本人としての誇りです。
来年のマスターズでは一気に優勝候補として注目されると思います。
ひとつひとつ大きな階段を上り、勝ってもおごらず、邁進した結果だと思います。
彼を始めて見たのは、一昨年のカシオワールドでした。
ルーキーで賞金王を決めた大会です。
その時、太一も予選通過し、間近でパット練習していました。
そして先日の日本オープンで会ったとき、同じようにグリーンでパット練習しました。
あのときも同じように黙々と同じことを繰り返し練習していました。
やり続ける能力、どこまででもできる底力。
トレーニングも同じように黙々とトレーナーとやっているそうです。
また、日本オープンではたまたま、同じホテルで会いましたが、後ろつばで帽子を被り、普通の青年で、自然体でした。
初めから出来た選手がこれだけやれるのに、出来ない選手が上がるためにはそれを越える、日頃の努力しかありません。
子供のときの成長が早いとしたならば、大人になってもある意味、純真でまた素直で実直な心で感性を磨き、鍛えぬき、心ひとつで努力してほしいと思います。