ゴルフフィールド

全米オープンのテレビ観戦とジュニア指導について

2007年06月18日

先ほど全米オープンが終了しました。優勝はアルゼンチンのA・カブレラでした。あの巨漢ともいえる体から放たれる豪快なショットと繊細なアプローチやパット。また持ち前の性格なのか明るくキャディと会話しながらプレーし、見事優勝しました。タイガーウッズはJ・フューリックとともに2位タイで残念ながらトリプルグランドスラムはなりませんでしたがあの最後まであきらめないプレーにはいつも感動させられます。あの状況で難しいパーパットを幾度とクリアし、最終ホールで1パットで決めるとプレーオフという場面にまでもってきました。あの集中力を保ち続ける気力はまさに一流の証です。もちろん私も含めてゴルフをしているすべてのゴルファーの手本です。

さてジュニアについてですが、かなり最近はジュニアゴルファーが増えてきました。ゴルフは特にマナーやエチケットを重んじるスポーツでこれからの将来を担う子供たちにものすごくいいことだと思います。ただ指導をしてる親や指導者にマナーやエチケットが感じられない場面を良く見ます。昨日も練習ラウンドでたくさん人がいる練習グリーンで子供にできないからといって大声で罵声をあびせたり、タバコを持ちながらの指導(周りの子供の顔にあたる)など、裏返せばひどいことを指導していることになります。指導するにあたり、一番大切なのはマナーです。

 昨日は午後から有馬ロイヤルで私の子供とジュニアレッスン生と小学6年の上級者とのラウンドでしたが上級者はやはりマナーもさすがです。他のプレーヤーがどの順番でどこで構え自分はどこに立てば他のプレーヤーに邪魔にならないかなど先が察知できるのです。また他の選手のスコアもすべて頭に入っています。その子はハーフで3バーディで38のラウンドでした。

 私が指導している方たちを観ていて思うことは子供のショットやパットが悪いとイライラすることもあると思いますが、ラウンド中は一番子供がわかっています。ショットやパットが悪くても次の一打に挑む気持ちが大切であることを伝え、見守ってあげることが重要で親にも指導者にも我慢が必要ではないかと思います。

2007年06月18日 カテゴリー: レッスンブログ 

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