傾斜からのショット
ゴルフコースではいうまでもなく、平坦という場所はほとんどありません。
みなさんは、スイング、オンプレーンが・・・・と思う前に、よく考えてみてください。
オンプレーンというのは、有名なコーチが作った言葉ですが、それは平坦でまっすぐ、長さの決まったクラブでスイングする場合に、シャフトや、ヘッドが描く、軌道が、それに沿って動いているかどうかということです。
それが「まっすぐになった」「平行になった」からと言って、ゴルフがうまくなったわけではありません。またいいスコアで回れるわけでもありません。
その昔、スイングの答えを見出そうと、トッププロのスイングを研究したアメリカの科学者が、「トッププロには必ず、スイングの共通点があるはずだ」と何年もかけて、データを蓄積し、調べたところ・・・・
その答えはなんだったか?
その答えは・・・「ない」というのが答えだった・・・というのは笑い話ですが、理論や、人のマネができたからと言って、いいスコアで回れることはないのです。
私は「ない」というが正直な正解だと思います。
話はそれましたが、写真のような、傾斜地ではボールの位置、立ち方は、変わって当然で、また、その人のスイングの特徴によって、多少のアレンジが必要です。
スライスしやすい、高くあげにくい・・・傾斜によって、さまざまですが、自分の球筋にも関係します。それをこういう傾斜台を使って練習することはとても大事です。