ゴルフフィールド

何を教えるのか?

2012年02月10日

私たちは、ゴルフを教えるのが仕事です。

私は、指導歴21年、ゴルフ歴今年で31年です。その間、さまざまな経験をさせていただきました。

現在のジュニアを教えるに至るまで(15年ほど前)に「プロになりたい」と入ってきた子が3名いました。

一人は半年であきらめ、今は静岡で焼肉店のオーナーをやっています。後の二人は西野(当時高校1年)と森田(当時中学3年)です。

二人ともプロになりました。そして私のところから、巣立っていきました(ここからが大変なのですが・・・)

西野は私がミズノを紹介し、現在、ミズノのプロインストラクターをしています。

今でも思い出します。当時、私の近所だったので、二人で夜になると、体をほぐしによく銭湯にいきました。そこではいつもゴルフの話をしていました。

彼は現在、2名の女子ツアープロをも教えています。一人は今年ツアー参戦できる権利を取りました(QT上位者)

また、人気インストラクターでたくさんの生徒をかかえています。

森田はグランドオークGCに所属し、レッスンのかたわら、ツアーを目指しています。

プレースタイルは二人とも、ロングヒッターでした。誰からもかわいがられる性格で、ニコニコしていました。当時の私の生徒からもかなり、お世話になりました。

二人にまず、教えたことは、グリップやアドレス、スイングではなく、挨拶と礼儀です。

後は、基本とゴルフに対する気持ちの持ち方です。

プロを目指すなら、決められたことを教えられるのではなく、「自分で決めたことをやる」ということを教えました。

教えを受けるほうは???かもしれません。

自分が考えたこと、自分が決めたことなら一所懸命できます。指導者はそれを親身になって見守ってやることです。

そういうことが、できて、目標を達成したなら、自信を持つことができます。また彼らが指導する立場になれば、そういうことを教えることができます。

ゴルフでも他の世界でも、指導者ならうわべではなく、芯から筋の通ったことを教えるべきだと思います。

西野は新年早々、嫁さんと一緒に尋ねてくれましたが、しっかりしてきました。安心です。

森田はゴルフはしっかりしていますが、性格がおっちょこちょいのところがあります。将来見添えて、がんばってほしいと思います。

2012年02月10日 カテゴリー: レッスンブログ 

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