伸び盛り
子供がゴルフを始めようとするきっかけは、さまざまですが、最初から本気で「プロになりたい」、「試合で勝ちたい」と思ってゴルフを始める子供はほとんどいません。
最初は、ボールが少し飛んだ喜びから始まり、続けていくとうまくいかないことが多いゴルフに魅了され、練習するようになります。また今よりまっすぐ飛んだり、遠くへ飛ぶことを経験しながら向上心が芽生えてきます。またいざコースを回るようになるとまた思ったようにいかない。そこでまたチャレンジする気持ちが芽生えてきます。
一度いいスコアが出るとそれが基準になり、次はもっといいスコアが出るような気分になり、またコースを回り、チャレンジする。
ゴルフはこのようなことが、毎回、新鮮であきのこないスポーツであると思います。親やコーチは日々いろんなことを子供に伝えます。いつもいつもいいスコアが出るわけではないということや、さらに試合などで結果を出すための心、技術、体力の向上の必要性と方法も伝えなければなりません。
昨日の練習ラウンドの結果です。
名守 亮(小学5年)オリムピックGCハーフ41、深見高光(小学4年)有馬ロイヤルノーブルハーフ46、西郷広也(小学3年)有馬ロイヤルノーブルハーフ51という報告をいただきました。
亮は8番ホールまで2オーバーでしたが、最終ホールトリプルで41となってしまったそうですが、パーの数も増えてきてメキメキ上達しています。高光はパット数が24だったそうです。パットが当面課題です。広也はパットが15パットだったそうです。普段、家でのパット練習の成果がでています。
3人ともすごく前向きになっています。向上心がある証拠です。以前、このブログで片山晋呉選手の言葉を紹介しましたが、「今より1ミリでもゴルフがうまくなるよう努力している」と言っていました。日本のトップの選手がこのようなことを考え、実行しているのなら、今からそれを目指す選手は、もっとそれ以上の努力が要求されるでしょう。
成長期は良くも悪くもいろんなことを吸収します。良い方向へ導くよう本気で私たちも努力しなければなりません。