今年もあとわずか
今年もあとわずかと押し迫り、大晦日そして元旦を迎えます。
今年もさまざまな出来事があり、たくさんの経験を積ませていただきました。この経験を糧に来年以降も前進していく所存です。
思い返せば、2003年、ちょうど宮里藍ちゃんが高校生でJLPGAツアーで優勝した年、ゴルフフィールドジュニア基礎コースが発足しました。当時、小学4年と2年生の男の子、2名からのスタートでした。
あれからちょうど10年、いろいろな試練もありましたが、選手も育ち、今ではたくさんの選手から指導を仰いでいただけるようになりました。
また、私は勝利のみにこだわっているわけではありませんが、2013年の今年、選手の勝利数は53、また通算勝利数は現在籍選手だけで、216勝を数えることとなりました。
これは一重に選手の力がついてきた証拠で、その力は普段に養われ、培われることの証明だと感じています。
そして、鍋谷太一(高校2年)は昨年9月プロ宣言をし、今年は初のプロとしてのシーズンを迎えました。
出場したレギュラーツアー、トーシン、カシオワールド、2つのトーナメントとも予選を通過、また唯一、出場したチャレンジ、富士可児チャレンジでも予選を通過し決勝に進みました。
ツアー賞金ランキングでも2試合のみ(レギュラー)の出場で179位とし、またミニツアー含む全試合の年間獲得賞金、3,109,961円と予想以上でした。
そして、太一の2013年間成績は、54試合に出場し、その70ラウンド中、アンダーパーは36ラウンド(内26ラウンドが60台)、オーバーパーは20ラウンド、パープレーが14ラウンド、ベストスコアは64、ワーストスコアは77、平均ストロークは70.914とアンダーをマークしました。
JGTO賞金ランキング↓
http://www.jgto.org/pc/TourAllMoneyList.do?year=2013&tournaKbnCd=0&pageNo=2
まだ高校にも通いながらのプロ生活。試合で学校にいけないときは、課題を与えられ、遠征先でも宿題、勉強をやっていました。単位も修得し、1月には自費で、単独アメリカ遠征をすることとなりました。
このことから、最初に決めたことをやり遂げることの意、そして感謝の意が伝わってきます。
話は変わりますが、私どものレッスンは今まで、いきなりプロを指導するというものではなく、小さい時、基礎から指導し、ゴルフを通じて、心を養い、生活面を充実させるということをモットーにやってきました。
基礎コースが発足するまでは、2名ジュニアを指導しましたが、2名ともプロになりました。
1名は今、木曜担当している森田宇昭(中学3年から)、1名はミズノで活躍している西野誠(高校1年から)です。森田はクラブを握ったこともない全くの初心者、西野は80台程度ではラウンドできるくらいでした。
先日、生まれて3か月の子供を連れてきた西野です。彼は35歳ですが、その昔、15歳の時、知り合い、門下生となりました。高校卒業後は、千葉で修業後、アメリカのミニツアー参戦し、日本に帰ってきてミズノのスクール部に入りました。今ではミズノでの稼ぎ頭です(驚)
西野のプロフィール↓
http://www.golf-field.com/golf_f_wp/
指導は一筋縄にいきません。一人一人特徴を見抜きながらの的確な指導が求められます。
これからもさらなる研究を重ね、選手、そして生徒の指導、育成をしていきたいと思います。
今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。皆様、よいお年をお迎えください。