ワールドジュニアゴルフインビテイショナルの結果
12月3日からの3日間、(45ホール・初日は荒天のため9ホールに短縮)栃木県の烏山城CC(中学高校男子7193ヤード・パー72、中学高校女子6281ヤード・パー72)、ワールドジュニアゴルフインビテイショナルが開催されました。このコースはゴルフコース設計家の名匠、井上誠一氏設計のコースで距離もたっぷりあり、グリーンの起伏にも富んだ、本格チャンピオンコースです(2013年、日本プロゴルフ選手権・開催予定地)
今回、この大会は中学、高校生のみの大会でサハラランキング上位者とチャレンジジュニアカップの上位者のみに出場権利が与えられ、同ランキング8位の鍋谷太一(中学2年)と同ランキング25位の結城里麻(中学3年)が出場となりました。
大会初日は朝から、豪雨でグリーン、フェアウェイが水浸しになり、9ホールに短縮されました。写真はこの日夕方に降って来た「雹(ヒョウ)」です。1センチくらいあります。夕方は地響きするぐらいのものすごいカミナリでした^^;
初日(9ホール)は太一がパープレーの36で4位タイ、里麻が37の1オーバーの2位タイと二人とも好調です。
2日目、朝は冷え込んでいましたが、陽が昇るにつれ、気温はどんどん上昇 、天気に恵まれました。
この日は、里麻が73で個人総合で2位タイ、太一も74で同じく2位タイと二人とも大健闘です。いつもポーカーフェイスの里麻パパも少しだけ、興奮状態でした^^
最終日の太一の組です(右端が太一)強豪メンバーとの組み合わせです(日本代表、韓国代表と同じ組)太一以外は3人とも高校2年です。
右から二人目の韓国代表、キム・インホ選手とは練習ラウンド含めて、4日間、同じ組で回りました。
写真はスタート前、恒例の記念撮影です。この組、太一以外の3人は振れば300ヤードを越えてきます。太一もドライバーの飛距離ではほとんど引けをとりませんでしたが(溝ちゃんレッスンのおかげです^^)アイアンでのパンチ力での差は歴然としていました。
韓国選手はアゲンスト(向かい風)では、低い球を番手を変えずに打ち、グリーンに乗せてきます。風にあまり左右されないボールを打ってきます。いわば重いボールが打てます。
韓国代表、キム・インホの安定したスイング!(本丸一番ロング520ヤード、アゲンストの中、280ヤードを飛ばす)
太一も、同じく本丸のい1番、アゲンストの中、270ヤードを飛ばす(2日目は、フォローの中、5Wで2オン成功)スイングは、韓国の選手に比べて下半身の安定度がありません。腕はよく伸びていますが、まだまだ体重が軽い(51キロ)ので腕のしなりと、バネ(健)を使ったスイングになります。
さてスコアのほうですが・・・先に里麻が上がってきて、最後のホールはパー。。里麻パパ少し心配そうでしたが、なんとか重圧の中、踏ん張って、79(40・39)であがってきました。そして結果は3位タイ(中学では2位)!「よし入賞できた!」
そして少し後から太一があがってきて、最終ホールパー。本人笑顔・・・「ひらきなおったか・・・」いくつだったと聞くと・・・82・・・うーん、撃沈モード・・・でした。やはり重圧がのしかかると自分のゴルフができません。でも太一も総合7位タイ(中学ではトップタイ)と踏ん張ることができましたが、まだまだ課題山積です。
今回は、中学も高校も合同競技でしたが、ジュニアランキングに反映されるポイントは中学、高校にと分けられるとのことで、二人ともランキングが上がるでしょう。
サハラランキングはこちらから
http://www.jjga.org/sahara/index.html
今大会は日本代表、韓国代表の団体戦も行なわれました。団体戦は韓国が優勝しました。写真は優勝した5人の韓国チームです。
写真は里麻です。3位入賞でクリスタルをいただきました。
競技結果はこちらからご覧いただけます。
http://www.jjga.org/index.html
帰路に着く前、練習グリーンの前で記念撮影です。
今回は二人とも、すごくいい経験をさせていただきました。課題もまた、たくさんいただきました。そして最後まで必死で戦い、よくがんばったと思います。
最終日は苦しい展開となりましたが、これも自分たちの経験不足と話していました。
最終日にスコアを伸ばせる選手になれるよう、また練習です。