ラウンドコンペと報告
昨日(4月13日)はアークよかわGCで午後からコースレッスンコンペにジュニアメンバーの鍋谷太一(小学6年)、深見高光(小学4年)、西郷広也(小学3年)が大人のメンバーと別組で9Hのコンペに参加しました。
結果は太一が50、広也が55、高光が59でした。みな思い通りにはいかなかったみたいですが、大人の中に混じって競い合い、賞金(商品券)がかかっていて、さらにOB、池ポチャ、3パット以上は各100円の罰金(上限1000円、会食費に充当)もあり、子供にとっては初の経験からか、今罰金はいくつだとか、賞金はもらえるかとか気にしながら楽しそうに回っていました。
また西郷さんが子供たちと一緒に回っていただき、カートの運転や、キャディをしながら、子供たちを励ましてもいただきました。本当にありがとうございました。
また昨夜、名守 亮(小学5年)から連絡が入り、有馬ロイヤルGCのロイヤルコースのアウト9ホールを回り、41でラウンドできたとのことです。亮は先週も有馬ロイヤルノーブルコース9ホールを回り、同じく41で回り、調子を上げています。春休みに4試合こなし、反省点などを活かし、さらに経験を積んで上達しています。
選手は誰でも調子に波があります。下がったときに励ましてくれる親やコーチがどう接するかが重要だと思います。調子のいいときはいいのですが、悪くなった時が重要で、きつく叱ったり、怒鳴りつけたりしているようでは選手は育ちません。子供が反抗的な目で指導者を見るようになれば、指導者失格です。単なる押し付けになっています。理想は選手自ら、指導者に導きを仰ぎ、そしてそれをポジティブな思考で選手を後押しし、そしてそのとき、選手共々笑顔がでれば、OKだと思います。
今朝マスターズを観戦していましたが、まさにドラマでした。優勝したトレバーイメルマン(南ア)は15番終了後、2位と5打差ありましたが16番ティーショットで池につかまり、そのホールダブルボギーとし、さらに17番ではセカンドショットを手前バンカーに入れながらも1Mに寄せ、ピンチを切り抜けパーセーブ、また18番のティーショットはフェアウェイ真ん中に打ちながら、深いディボットに入り、そこから寸分の狂いなく、ボールをヒットし、グリーンに乗せパーをセーブしました。結局2位のタイガーウッズとは3打差をつけ見事、メジャーチャンピオンに輝きました。
少し間違えれば、という感じでしたが、最後ディボットに入ったときの彼の顔は、ボールのある状態をそのまま受け入れていたような気がします。そこでいやな顔をすれば、どうだったでしょうか?それがゴルフ、これがゴルフという感じでした。
技術的には、最近の一流選手のスイングは1軸スイングで、またアドレス時のシャフトの角度どおりにインパクトを迎えています。いわゆるシャフトプレーンですがインパクト時に手の位置が全く元の位置に戻り、クラブのライ角どおりにヒットしています。
肘が引けたり、スライス、チーピン(ダグフック)するのはほとんどインパクトで手が浮き、トゥダウンしているのが原因です。打った後、ソールの先(トゥ側)に土などの跡が残っていれば、トゥダウンしています。
トゥダウンする場合はリストターンを意識しなければまっすぐ飛びませんので、レッスンでも常にチェックするポイントのひとつです。