パター戦
ジュニアレッスンの最後にいつも全員でパターマットでパター戦をやります。それには賞金がかかっていて優勝200円、2位100円、3位50円という金額です。子供にしては大きなお金かも知れませんし、なにより、意味が大きいと思っています。
大人から見て、賛否両論はあると思いますが、私はこの賞金を貯めて、普段、応援してもらっている両親へ恩返しの意味をこめてのプレゼント(折り紙やボールペンなど)や、また、ゴルフに必要な手袋やティーなどを自分で買ってくださいと指導しています。
そうすれば物の大切さや応援してもらっている両親や家族のありがたみがわかるようになると思うからです。
先週の土曜日、阪神GCでのジュニアレッスンでいつものようにパター戦をやりました。先週はすこしやり方を変えてパターマットを2枚使い、2回づつ違うパターマットで合計4回の勝負をしました。メンバーを分けると片方のパターマットでプレーしている子たちの状況がわかりません。この意味は大きいものがあります。
子供たちに説明しましたが、「状況がわかるとそれを基準にしてプレーするようになる」ということです。それを意識すれば自分のプレーを見失います。世界一流のプレーヤーは口を揃えて「プレーは常に自分のベストを尽くすこと」と言っています。
「前は前、今は今」ということで試合や生活面でも非常に重要なことだと思います。今を一所懸命できれば、能力が上がります。
話は長くなりましたが、優勝は鍋谷太一(小学5年)の4回、2位(3回)はプレーオフ(プレーオフは一球勝負)となり、深見高光(小学3年)、加藤雅之(小学2年)が残りました。勝負は6回連続でお互いが譲らず(5回連続カップイン)、7回目で勝負が決まり、高光が2位になり、雅之が3位となりましたが、そのときの「よし!」というお互いの気合がこれからの成長を感じました。
来週日曜日(2月3日)ジュニア競技会をダンロップパースリーで行いますが、皆、気合を入れてがんばってほしいと思います。