ゴルフフィールド

トレーニング法2

2013年09月21日

この間のトレーニングについて、たくさん賛同いただきました。私は医者ではないので、ここでの話はあくまで参考としてくださればと思います。

私自身、1998年、腰の手術を行いました。大それた手術ではなく、当時としては画期的なレーザー治療でした。

当時の私は33歳で、自分のゴルフにも非常に力を入れていたときです。腰を手術する前、アメリカはオーランド州フロリダに渡り、下部のミニツアーにも出場したとき、激痛が走りました。

痛みは治まらず、日本に帰り、早速、病院に行き、診察を受け、手術に至りました。

原因は過度のトレーニング、練習だということでした。

27歳から、腰の痛みは感じていましたが、練習して体が温まると痛みを感じなくなり、それとなくやっていました。

それから5年・・・体は限界を感じたのでしょう。手術をし、思うように体が動かなくなった、この時、私は、ツアーを断念、レッスン一筋に方向を転換し、今に至ります。

このゴルフの世界に入るときも一人でゴルフコースに入り、さまざまなことを経験しました。

経験は、いいこともよくないこともありましたが、練習、また筋力、柔軟トレーニングに関しては、間違ったことを行うと、取り返しがつかないことがあるということです。

練習やトレーニングのしすぎによる、体の故障・・・どのスポーツの世界にもあります。

息子には、この経験を踏まえ、一日に、大きなスイングをしてボールを打つのはせいぜい100球程度にしています。

少ないときは30球で終わります。その変わり、ほとんどの練習時は私が後ろについて、指導をします。

たくさんボールを打たなくても、正しいスイングが身に付くようにします。当時の私は、自分のボールだけを見て、練習してました。

スイングはひとつ狂ってくるとどんどん狂いだします。ひとつ直すのにこっち、こっちを直せば次はここがおかしくなる・・・・

根本を直さないでいじくりたおすとこれも取り返しがつきません。

ある程度の上級者が、ボールをたくさん打ちたくなる理由は、うまく打てないから・・・というのがあります。

うまく打てないが、たまにいいショットが出る・・そのイメージが強いため、ついつい打ちたくなるのです。

私は、効率よく、練習することがとても大事だと考えます。ジュニアなら、ゴルフ以外にも、学校の宿題、勉強・・・などたくさんしなければならないことがあります。

一日、誰でも24時間しかありません。いかに有効に使うかが大切だとも思っています。

2013年09月21日 カテゴリー: レッスンブログ 

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