ゴルフフィールド

トレーニング法

2013年09月19日

トレーニング法にはさまざまな方法があります。

体を鍛える、脳を鍛える、心を鍛える・・・

鍛えると言ってもその方法と種類はたくさんあります。

ここでひとつだけ、「体を鍛える」ということを取り上げてみます。

大きく分類すると、体は、骨、筋肉、内臓、血液が主な構成要素です。

すべてが大切ですが、スポーツ、特に体を動かすことで一番大切なのは、骨です。

よく、スポーツ選手が筋肉を鍛えると言って、ただ、ガムシャラに重いもので筋伸縮を繰り返し、筋繊維を太くするのを見かけます。

間違いではないと思いますが、私は、ゴルフスイングに限って言えば、これは逆に筋肉を傷め、選手生命を短くする方法であると思っています。

私自らが経験あるのですが、これをやっての効果はクラブが軽く感じることぐらいでした。

クラブを軽く感じるから速く振れる・・・間違いではないと思いますが、ここで大切なのは、ゴルフは遠くに飛ばすためだけのスポーツではないということです。

コントロールができないと、スコアには直結しません。そのためには、軽く感じるだけではなく、適度な重さを感じることが重要なのです。

元に戻るとそこで大事なのは、骨だということです。

骨には主に、ミネラルから構成されています。いわば、カルシウム、マグネシウム、鉄分・・・などです。もちろんタンパク質も含まれています(折れにくい)

骨は、家でいうなら、鉄骨部分であり、これが弱いと、骨格が弱くなります。

骨格は体の基礎で、これが緩んでいるのに、筋肉を鍛えるから、過度の捻転、回転また、速い動きにその骨格は耐えられなくなり、脳に痛い・・・という信号を送るのです。

痛い・・と感じれば、動きは鈍くなり、リズムが悪くなります。

体を鍛えたのに、成績が落ちた・・・スポーツ選手によくある話です。

未だ、体に関してははっきりとしたことは解明できておらず、断定はできませんが、過去の例を分析し、それらを知ることが重要だと思います。

飛距離を出すことは、ゴルフにおいて魅力ですが、400ヤード飛ばすことも必要ではありませんし、そこまでスピードを出せてもコントロールしにくいだけです。

男子日本ツアーなら300ヤード前後、USPGAツアーなら320ヤード前後が今のトップクラスのおおよその飛距離ではないでしょうか?

女子では、40ヤード前後マイナスくらいでしょうか?

飛距離が出れば、ロングホール、バーディの計算ができます。アメリカのコースなら、レイアウトも難しく簡単に2オンはできませんが、日本ツアー使用コースなら、300ヤード以上飛距離が出れば、パー72のコースなら、パー68から69で設定できるでしょう。

無理なく、無駄なく飛距離を出せれば優位性が増しますが、体を鍛える方法を間違えば、感覚を損なうことにもなりかねません。

2013年09月19日 カテゴリー: レッスンブログ 

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