スコアとスタジオアリスマンデ-
ゴルフは、ストロークプレーの場合、スコアで競い合います。プレー中はプロトーナメントでない限り、他の組の選手のスコアはわかりません。
選手個々は、他人のスコアより、自分が全力でプレイをし、一つでも少ないスコアであがるよう考え、プレーするしかありません。
ですから、他の組、他人のスコアを意識して、争うことは現実性がありません。
スコアはもちろん、結果ですから、結果が悪ければ、選手も落ち込むでしょうし、選手の家族も落ち込むでしょう。
ですが、私は、息子も含めて、指導している選手のスコアが悪いからと言って落ち込むようなことはありません。
また、スコアが悪いからと言って叱りつけたこともありません。ただ、スコアが悪い時の態度には厳しく指導します。
話は戻りますが、結果が悪かっても落ち込まないというのは、そこには必ず、原因があるからです。
私の場合、まず、原因を追及するよう指導します。
「練習してないから」「トレーニングしてないから」「経験が少ないから」・・・・
たくさんのことが考えられるでしょう。また分析もすることでしょう。
まず、私は、その前に意欲的であるかどうかを見抜きます。普段の言動、行動からそれらがわかります。
意欲あれば、必ず努力します。努力は意欲あれば楽しく感じ、また工夫すれば楽しく感じれるものです、
そして私はその中身が重要だと考えます。
あとスコアの差が出るのは、始めた年齢が大きく左右します。
現在、ジュニアでトップレベルの選手たちはそのほとんどが、1~3歳からゴルフを始めています。
小学4年で始めた子たちと比べても7~8年くらい差があります。
息子もクラブを初めて握ったのは8歳ですが、コースを回り始めたのは、10歳半からです。里麻も小学4年生、10歳です。はっきり言って、遅いほうです。そして、今でもバンカー以外のショートゲームの差はそのような選手らと歴然とした差があります。
今の5~8年のゴルフ歴でも大きな差なのに、その年齢での5~8年はとても大きな差です。
それを埋める努力、それに追いつく努力は並大抵ではありません。
特にショートゲームでその差は顕著に表れアプローチで1M以内に寄せることのできる選手と、2Mでは雲泥の差があります。
ハーフで2~3、ラウンドで4~6の差ができるでしょう。
二日間では開けば10打差くらいつきます。天候の悪い時は、ショートゲームをする確率が上がるため、その差は歴然とするはずです。
小さい時に始めた親御さん、そのご家族は、それ相応の経験、労力も計り知れないでしょう。
それを今始めたからと言って、正直、同じことをしても追いつくはずもありませんし、かなり難しいことだと理解すべきです。
厳しいようですが、それに早く気づき、行動しないと、思っている世界には、到底、手が届かないでことと思います。
結果報告です。
スタジオアリスマンデイに出場した、結城里麻(高校3年)は、74(38・36)で回り、12番目で、15番目までに与えられる出場権を手中に収めました。
里麻は、おととしのエリエール女子オープン以来、2回目のレギュラーツアー出場です。
どとらも、予選会から勝ち上がっての出場です。
トーナメントは4月12~14日の3日間、兵庫県、花屋敷GCよかわコースで開催されます。
ぜひ、応援お願いします。そして、今日、4月8日は里麻の18歳の誕生日。
もう、子供ではありません。今週大きな舞台で、活躍できることを祈っています。
太一、里麻とも、ほんの7~8年前、二人とも初心者で、小学生でした。同じ週に、二人がこのようなトーナメントに出場できるとは想像できませんでした。
感無量です。
PS:チケットは少しですがあります。ご入用の場合はINS携帯まで連絡ください。無くなり次第終了とします。ジュニアは入場無料です。関西近郊である試合です。ぜひ観にいってください。私と太一は、岐阜オープン出場のために行けません。。