スイングをよくしてしっかり飛ばす
「ゴルフスイングをよくしてしっかり振る」これが、私が最初に教えることです。
いいスイングを作るには、構えとグリップが大事なのはいつも言っていることですが、これをおろそかにしていいスイングはありえません。
スイングの型を作るには、構えからテークバックを覚えます。最初の始動(テークバック)は非常に重要なスイングの部分で。ここが間違うとスライス、フックの原因となります。
テークバックは無理な動き(車の運転をイメージすればわかりやすいと思いますが、ハンドルをギュッと切ってアクセルを踏むようなこと)をするとトップスイングやダウンスイングで調整しないとまっすぐに飛ばすことが出来ず、安定したスイングにはなりません。
テークバックでフェースの使い方を覚えるといいトップの型になります。トップは意識して作るものではないですが、最初はここの型もしっかり体に記憶させるよう反復練習します。
そして次はフィニッシュです。ここでダウンスイングを意識するとスイングはぎこちないものとなります。
クラブやマットをターゲットラインに平行においてスイング練習すれば、自然といいスイングが出来上がっていきます。
ゴルフはスイングが大事です。崩れたスイングでは、グリーンを捉えることはおろか、ボールにまともに当たらなくなります。
下の写真は後中美璃(13歳)のスイングです。
細い体から、体を目いっぱい使う大きなスイングは非常に魅力的です。ゴルフトレーニングの成果も出てきて、飛距離は250ヤード出ています。ボールスピードは222キロで方向は少し右に出ています(ドロー)
今は、軸が安定するように指導しています。これができるようになれば、一段上のゴルフが出来ると思います。がんばってください。
また、国体選手選考会のメンバーに選ばれた結城里麻(14歳)は選考ラウンド一回目(枚方CC)で75で回り、2位タイにつけました。2回(2ラウンド・36ホール)行なわれ、上位選手が大阪国体選手に選ばれます。しっかり練習して次に備えてください。