ゴルフフィールド

ゴルフの本質

2013年09月15日

ゴルフやスポーツ、突き詰めていけば、皆、同じ本質だと思っていますが、追究しても追究しても答えはみつかるものではありません。

だから、「わかった」と言ってもそれは一瞬であり、次の瞬間からは、違う要素と感覚が入り込んできます。

メンタル的な要素は、複雑ですが、ひとつのワンスイングだけに関して言えば、さほど難しいことではありません。

難しく考えるのは、スイングの情報がたくさんあるため、その情報をすべて信じ、またすべてを取り入れようとするからです。

ゴルフにおけるスイングの要素はただ、ゴルフ全体で考えれば、その中のひとつのことでしかないのでスイングだけがよくなってもゴルフのレベルが少し上がるだけにとどまります。

他に、もっと重要な要素がたくさんあります。

また、スイングで、「オンプレーンが重要」などと言われますがオンプレーンとは、昔から言われているスイングの軌道、軌跡のことを指しています。

言い方を変えているだけで、40年以上も前からそのことは解明されています。

また、物理的要素は、35年以上も前にアメリカで発表されています。

でもそれもひとつの要素です。いくらそれが合っていても、インパクトで瞬時にフェースの向きが変わると元も子もありません。ボールは曲がります。

でも曲がったからといって悪いわけでもないのです。OBすればだめかもしれませんが、たまたま行けばライがよかったり、そこからカップに入らないとも限りません。

ボールを曲げたショット・・・そこからスーパーショットを放ち、カップに沈め、チャンピオンになった選手は、数多くいます。

有名なシーンで言えば、あのスペインのスーパースター、セベ・バレステロスが1979年、全英OP、16番ホール、グリーンも見えない、セカンドショットを駐車場から打ったショットです。

そのショットを見事、カップから4Mに乗せ、そのパットを沈めました。その時、全英オープンに勝利し、今でもそれは語り種になっています。

ボールコントロールで言えば、ジャックニクラウスは常にフェードボールを持ち球し、5番アイアンではピンから8M、8番アイアンではピンから5M左を狙うと言っていました。

自分の癖を知り、自分の持ち球を知る。自分が最も打ちやすいスイングを探る。自分を研究し、本心から励ましてくれるパートナーと出会う。ここが鍵だと思います。

自分は世界で一人しかいません。誰の分身でもありません。

2013年09月15日 カテゴリー: レッスンブログ 

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