グリップが悪ければ曲がります。
グリップ(握り方)が悪ければ、ボールは曲がります。ボールが曲がるのは大きく分けて2種類、スライスとフックです。
スイング軌道にはストレート、アウトイン、インアウトの3種類があり、フェースの向きには、スクエア、オープン、クローズフェースの3種類あるので、それらを組み合わせば、弾道は9種類になります。
プロなので当たり前ですが、私は9種類すべての弾道を打ち分けることが出来ます。またスタンスの向きも変えずに打つこともできます。
この9種類の中でOBになりやすいボールはプッシュスライス(右にボールが飛び出して、さらに右に曲がるスライス)とプルフック(左に飛び出して、左に曲がるフック)です。フックでも右に飛び出して左に戻ってくるボールはOBになりません。その逆もそうです。
また後述したボールは前方に木があってもそれを避けるようにボールを打ち出し、やがてターゲットに戻ってくる(曲がってくる)ボール(インテンショナルボール)となり、林の中からの脱出時にも役立ちます。
まっすぐターゲットに向かって、ストレートにボールを飛ばすには、インパクト時にスイング軌道がターゲットラインにストレートでフェースの向きがスクエアにボールに当たらなければ、物理学上、まっすぐに飛ぶことはありえません。
前置きが長くなりましたが、ここで大切なのは表題の「グリップ」なのです。ゴルフはグリップに始まり、グリップに終わるという格言があるように、それを無視して上達はありえません。ちなみによく「ツアープロのグリップ」と雑誌に写真で掲載されていますが、変則グリップは誰一人いません。基本に忠実で、ほぼ皆同じです。
グリップを間違っているといいスイングが出来ないばかりかスイングで常に迷うことになります。
結果報告いただきました。
アスリートコースの上野王資さんがホームコースの聖丘CCの西・中コースを回り、84(41・43)で上がったとのことです。最近はほとんど80台で上がることが出来ていて、今後は70台を安定して出したいとのことです。
森沢直人さんはディアパークGCで初の100切り、94(47・47)で上がったと報告をいただきました。ゴルフを始められたときからレッスンに通っていただいてますが、ボールはよく飛びます。最近はウェッジでのアプローチが課題でした。それを克服され、このスコアがでました。これからもがんばってください。
大宅淳喜さんは春日台CCの競技会でハーフ30台、39を出されました。後半はよくなかったそうですが、目標ハンデの12までもうすぐと張り切っておられました(現在15)これからも今の情熱を保ちがんばってください。
ジュニアでは結城里麻(中三)が関西中高ゴルフ選手権兼国体選手選考会が行なわれた泉ヶ丘CC(岩湧・葛城)で78(40・38)で回り、4位となり、予選通過と国体選手の選考会のメンバーに選ばれました。ロレックスの全国決勝から帰ってきた翌日、疲れはあったでしょうがよくがんばりました。
同じく、出場した後中美璃(中二)は86で残念ながら予選突破はなりませんでしたが、つるやジュニアカップ(スポニチCC)では80(39・41)で回り、レベルアップしてきたところを見せてくれました。まだまだゴルフを始めて2年半、トップ選手に追いつくよう努力を惜しまずがんばってください。
鍋谷太一(中二)は奈良県オープン予選会(5月7日・奈良万葉GC)に出場し、80(41・39)で回り、最年少(13歳)での予選通過を果しました。当日はかなりの雨で、激しく降ったこともあり、中断もありましたが、よく耐えたと思います。本番は秋津原GCで6月18~19日で行なわれます。プロも出場する大会なのでよければ観戦に来てください。そのときは太一に声をかけてやってください。
またこの土日(5月8日ナパラGC~9日ダンロップP3、六甲国際PG)はジュニア研修会を行ないました。中学生の太一、里麻、紗蔵、小学生では海咲、悠真、海太、広也(9日のみ)みな、好スコア続出でした。連れていっていただいた、親御さんありがとうございました。