エリートグリップ最終予選、鍋谷太一、予選通過!
エリートグリップチャレンジツアー最終予選、鍋谷太一が70(33・37)で回り、二日間、通算7アンダーとし、最終予選を突破、27日から始まる、本戦への出場権を獲得しました。
今日は、風が穏やか。全体的に、好スコアがでそうです。
太一は最終組。1番、399ヤード、パー4。ティーショットは左ラフ。
前半の最終ホール、ワンピンにつけるも、入らず、パーでした。
でも前半は3アンダーの33。この時点で通算8アンダー。トップに並びました。
後半、出だし、410ヤード、パー4。ドライバーを思い切り振って、フェウェイど真ん中、残り90ヤード。よく振れていました。
18番、最終ロング、ティーショットを3Wで打ち、セカンド5W。グリーンの横まで運びました。
アプローチをミスして5Mオーバー。これを決めてバーディ。
上がってきて少し覇気がない。。浮かない顔。。。崩したか。。
「後半1オーバー。。。。あかんかも知れん。。。」と息子。
前半、トップに並んだとき、嫌な予感がしました。トップになっての後半は心理的にすごく難しいものがあります。
最後のひと転がりで入ったバーディパットですが、通過は微妙です。。
・・・・そして発表です・・・・
カウントバックで、最後のバーディで予選通過が決まりました。
カットラインは予想通り、7アンダーでした。
結果はこちら↓
http://www.elitegrips.jp/jgto_tournaments.php
そして、エリートグリップの社長が・・・・
社長「太一くん、もうプロ宣言したら?もうファースト通ってるんやろ~プロで出場して、賞金稼ぎ~や!」
太一「・・・・」
私「いや、息子はアマで予選出てるから、都合よく通過したからって、この試合でプロになるってだめじゃないんですか?」
社長「いやいや、この予選はプロもアマも合同やから、関係ないよ、JGTOに聞いたるわ」
JGTO「明日のレジストまでに決めてくだされば大丈夫です」
太一と私「わかりました」
後、私の友人、JGTO小山ディレクターから電話がかかってきて、「今、連絡あってんけど、太一、プロなるのん?」
私「いやぁ、ツアーカードもらえる権利を得てから思っててんけど」
友人「もうセカンド出るねんから、もらえるやん。プロ宣言するねんやったら電話して。登録やり直すから・・・・」
私「本人にもう一回聞いてみて、電話するわ・・・カチャ」
息子に「プロ宣言するんか?」
息子「する」
「本気やな」
「うん」
「なるねんな」
「なる」
「もうアマには戻られへんで!ええんか!」
「プロでやる」
太一プロ宣言です。
16歳3ヶ月です。
ゴルフを始めて、8年、ジュニアの試合に出始めて5年半です。
これから、もっと大変な試練が待ち受けています。
それを乗り越えることができるようしっかり力をつけねばなりません。
私も覚悟の上です。
帰り、車の中で。
16歳でプロって、セベ・バレステロスといっしょやな~
そうや~あこがれやわ。
ほんで、タイガー(ウッズ)って、いつプロになったん?
プロ転向したのは確か20歳やったと思うで。
マスターズいつ勝ったん?
21歳。
5年か~よっしゃがんばろ!
あと5年しかないんやぞ、わかってるか?
わかってる(・・)
末文
この決断は、正直、苦労をする決断だと思います。16歳で社会人の仲間入りをすることにもなります。
さらに戦いの場であるプロトーナメントに身を置くというのは、たくさんのつらい思いをすることでしょう。
甘さなど一切なく、結果を求められる世界です。
まだ、早い・・・という声が聞こえてきそうですが、プロ転向すると決断した以上、兜の緒を締め、ゴルフフィールド選手の草分け的存在になれるよう精進を重ね、邁進していきたいと思っています。
日本アマや関西アマ、大きなアマ大会には出場すらできませんでしたが、アマ、ジュニアの大会では通算50勝以上させていただきました。たくさんの思い出はありますが、未練はありません。
これからは、プロとしての道をしっかり歩み、私もそれをしっかり支えていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。