イングランドの選手が優勝
今年のマスターズ、イングランドのDウィレットが67でラウンド、通算5アンダーで優勝しました。
日本の松山選手は1番ボギーから2番ロングをバーディとしましたが4、5、6と崩してしまいました。
それでも8番、10番でバーディを奪い、後半巻き返す可能性も見られましたが、12番の惜しいバーディパット、13番イーグルパット、14番、15番とチャンスにつけたバーディパットが決まりませんでした。
スピースは前半7アンダーで折り返すもバックナインに入り、10番、11番連続ボギーの後、12番ではなんと池に2回入れてしまい、痛恨の7。
その後15番でバーディを奪うもそこまででした。
12番が悔やまれます。
今年のマスターズは初日から風が吹き、グリーンは硬くなりました。
最終日はかなり硬かったと思います。
飛距離の出ない選手はセカンド、長いクラブを持たされ、斜面に落ちるとほとんどグリーンには止まりませんでした。
さらに、これくらい傾斜が強いとグリーンを外すとアプローチでは計算外の跳ね方、転がり方をし、パーを取るのが至難なようでした。
パットは1メートルでもボール2個以上曲がるラインを何度も打たされ、精神面でもかなりフラストレーションがたまっている感じでした。
優勝したDウィレットは終盤まであまり、プレッシャーを感じないゴルフだったのではないでしょうか。
スイングも切れて、ボールもよく飛んでいました。パットも打ち切れていました。
追いかける選手の強みだったと思います。
スピースは普段のトーナメントならこんなことはなかったと推測します。メジャーの重みだと思います。
すでにメジャーチャンピオンに在りながらもこうなってしまう。
私たちももっと選手の立場になって、もっと精神を勉強せねばなりません。
痛感したトーナメントでした。