まずマナー
ゴルフをする上で最も大切で、守らないといけないのはマナーです。昨日もジュニアカップがあり、ジュニアメンバーから9人出場しましたが、全員、スタート前に一緒に回る選手に挨拶、そしてコースに向かってお辞儀をしてスタートしてくれました。
また、最終ホールでもコースに向かって再びお辞儀をして、ボランティアでお世話になった大人の方にきちんと礼をして終わります。
それが出来るように子供たちに教えています。子供がゴルフを始めるときにこのマナーを守ることができないとゴルフが出来ないことを先に教えれば、子供はそれを守るようになります。
練習場に連れていくときでも、「走らない」「大声を出さない」「ボールを一球、一球大切に打つ」この3つだけでもまず守らないと連れていかないと約束してから連れていくようすれば、いいと思います。また他のことにもそれが通ずることがわかります。
太一が9歳のときにある日、銭湯に連れていきました。そのとき、知らないおじさんに「ぼくえらいなー、えらい、えらい」とほめられたことがあります。そしてそのおじさんが私のところにきて、「あんたか?この子のお父さんは?」といわれ、私が何のことか?とぽかんとしていると、「ちゃんと教えているんやなー。あんたとこの子は先にちゃんと体を流してから湯船につかりよる、それを教えてるお父さんがえらい」とほめていただきました。思わず私は頭を下げ、私もそういっていただいてうれしいです。ありがとうございます。といったことを思い出しました。
そのとき、ゴルフに感謝だと思いました。ゴルフが上達してほしいからこそ、日頃から、子供に注意し、いろんなことを教えます。もちろん、人間として大切なことなのですが、ゴルフがなかったらこんなに注意しても本人はいうことを聞かないかもしれませんし、私もまあいいかと見過ごしていたかもしれません。
どんなスポーツでも日常生活でもマナー、ルールがあります。それを守り、心がけることが人格形成に役立つを思います。ひとつのことを極めるためには心を極めることが必要だと思います。
ナパラジュニアカップの結果です。
中学男子の部
鍋谷太一(中学1年)72(36・36)優勝
猪木直哉(中学3年)92(45・47)
中学女子の部
後中美璃(中学1年)84(42・42)
小学男子高学年の部
俵本貫太(小学6年)88(43・45)
西郷広也(小学4年)89(46・43)
吉田拓海(小学6年)101(48・53)
中條太壱(小学6年)115(61・54)
橋本一輝(小学4年)121(67・54)
小学男子低学年の部
北村悠真(小学3年)124(64・60)
また、つるやジュニアカップ(樟葉GC・パー70)に出場した結城里麻(中学2年)は71で回り、トップと3打差の2位でフィニッシュしました。この大会は年4度行なわれますが、1年のときから出場している里麻は本人最高スコアのベストフィニッシュを飾りました。
今回、思ったほどの成績を出せなかった選手、また満足のいく成績を出せた選手それぞれ、大切なことは、まずスコアカードを見て振り返り、マナーやルールを含めて反省することです。弱気になってしまった、短いパットをいい加減に打ってはずしてしまった、クラブ選択を間違えたなどなどです。
その反省を活かして次につなげます。成功より、失敗のほうが多くのことを教えてくれます。「失敗は成功のもと」また種です。それを忘れず、日頃、努力を惜しまないようにしてください。