ゴルフフィールド

ごまかし(ぜひ読んでほしいと思います)

2012年04月07日

表題の「ごまかし」とはゴルフでは、数を少なく申告したり、、またOBなのにそのあたりに違うボールを落としてあたかもそこにあったように振る舞い、同伴競技者に自分のスコアのごまかしをするということです。

もし、それでいい成績を出しても、誰も心から「おめでとう!」とは言ってくれないでしょうし、自分には返って心に傷を負うことになると思います。

ケガなどで負った、外傷はほとんど、消えてなくなりますが、自ら背負った、心傷は、消えてなくなることはほとんどありません。

そういう選手はゴルフを何のためにやっているのか、考える必要があります。

ゴルフ、他のスポーツでも同じですが、その道で生きていく、いかないは別にして、自分を律し、また、自分を磨くためにひとつ好きなことをやらせてもらっているのです。

ほとんど審判員の立ち会わないスポーツであるゴルフは、まず、プレーヤー自身が認められているということです。

それが証拠にルールブックにも、「故意に不正を犯す者はいない・・・」と書かれています。そしてそれを基に、ルールも作られています。

他の選手に負けたくないから・・・いい成績を出すように見られたいから・・・

これはすべて、自分中心でしか、物事を考えることができない、心の寂しい考え方です。

こういう人はやがて寂しい人生を送ることになると思います。

「自分の心を磨き、正々堂々と一生懸命、生きて、行く末は、自分も世の中に恩返しをする」

選手にいつもこう自ら問いただすように、指導しています。

また、スコアが悪いからといって、子供に、選手に怒る方もいますが、私は今まで息子にも、選手にもスコアや結果が悪くて怒ったことは一度もありません。

結果はすべて認めるように指導しています。

怒るときは、態度が悪いときです。逆にいくらスコアがよくても、態度や物の扱いが悪いときは厳しく注意し、叱ります。

これができなくて、先々苦労するのは、子供、選手です。

好きなこと、好きなゴルフ、また好きなスポーツを通じて、人格を形成し、心を磨いていることを忘れてはなりません。

2012年04月07日 カテゴリー: レッスンブログ 

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