あといくつ寝たらゴルフ
小学2年生のジュニアの練習生があとコレだけ寝たらゴルフ(スクール)にいける!とおかあさんに毎週言っているそうです。他のスクール生のおかあさんからも先週、同じ報告をいただきました。
それだけ楽しみにしてもらえる教室になって私にすればほんとにうれしいことです。
基礎ジュニア教室はいつも子供が溢れています。この時間は小学2年から中学生競技者まで皆一緒に練習します。
小さい低学年の子は高学年の子にまたその子たちは中学生の子たちに、スクールが始まる前や後でもそれぞれいろいろ教えてもらったりしています。
また時には張り合って勝負したりしています。
大げさかも知れませんが、今まで自分たちがしてもらったことをそうして恩返しをすることにより、人格が備わってくると私は思います。中学生といってもまだ子供ですが、そういうことができるようになれば、後輩に尊敬される、すばらしい人間になっていくと思うからです。
ゴルフはマナーから始まります。ルール、ゴルフ用語も覚えなくてはなりません。また練習する姿勢も大事です。ジュニアの時間では、最初の挨拶と終わりの礼は大きな声を出しますが、練習している時間は一切、私語禁止、大きな声禁止、通路を走るのも禁止、真剣に練習していない練習生は一人もいません。
そして練習が終わると、パット戦です。優勝は200円、2位100円、3位50円です。1位がタイの場合はプレーオフです。
子供たちは真剣です。わずかなお金ですが、これは親からもらったお金でなく、自分で稼いだお金です。このお金を貯めて、ゴルフに必要な手袋やティーを自分で買う、またはご両親へのささやかなプレゼントの足しにする。貯金をする。さまざまです。里麻は小学4年から中学3年まで貯めていてもう何万円にもなっているとのことです。年数はかかりますが、太一は小学2年から貯め始めて、2万円くらい貯まり、一度クラブを買うときの足しにしました。
自分が稼いだ賞金で自分のものを買う。このことで物のありがたみや両親への感謝の気持ちが表れるように思います。
ジュニアスコア報告です。
木本省吾(小学6年)は富士スタジアム南コースを回り、99(51・48)で回り、久しぶりにコースに出ました。木本君は今、塾に通っていて、受験勉強に明け暮れています。今年から来年にかけては大変な時期だと思います。目標に向けてがんばってください。
横山紗蔵(中一)はエリモGCで86(46・40)で回り、ベスト更新です。毎朝5時50分に起きて、素振り、アプローチの練習をお父さんと行なっているようです。飛距離も220ヤード近く飛んできました。
また鈴木海咲(小学6年)もエリモGCを91(47・44)で回り、ベスト更新です。ショットはすごくよかったようですが、パットがダメだったようです。ショートゲームをしっかり磨いて今後につなげてください。
皆、努力しています。努力する気持ちが備わっているからこそ努力できると思います。何のために努力するのか、そのことが明確になれば、それらが当たり前に行動できるようになると思います。