カシオワールドオープン初日とアメリカPGAと日本ツアーのコーチングについて
2018年11月22日
カシオワールドオープン2018、今回も日本オープンに続いて私がキャディすることになりました。
この動画は初日、朝の練習場です。スタートは雨でグリーンに水がたまり、1時間半遅れました。
これは4番アイアンで、少しカットに入れる練習です。
今日もこのコース、すごい風が吹きました。この時期はコースに対して横に吹くのでコントロールが難しくなります。フェード、ドローのコントロールが必要です。
前半はバーディパットが決まりませんでしたが後半は風の中、2アンダーでまとめることができました。
終わってからのパット練習。ツアー選手、皆コツコツ練習しています。
明日も我慢を強いられそうです。
それから先日アメリカからヤスが日本に一時帰国で帰ってきました。たくさん土産話をしてくれ参考になりました。
日本ツアーとアメリカツアーとの大きな違いは選手とコーチとの関係が大きいと話していました。
私もアメリカのコーチングについて研究していますがアメリカPGAの選手はほぼ全員コーチをつけているそうで練習場では選手とほぼ同じ数だけコーチもいるそうです。
アメリカの選手はコーチに相談することが多く、選手も第三者の目を必要としているのだと思います。
日本のツアープロはよくキャディに動画を撮らせたりしてアドバイスを求めたりしているをよく見ます。ある程度のことはキャディにも聞けるので第三者の目を必要としているという点では同じだと思います。
先日、安田くんも試合でアンダー(70)を出しましたが彼はアメリカのヤスのところでホームステイをしていて、ヤスから紹介された選手です。
彼は私によく相談します。
彼は23歳で上達してくればくるほど壁が厚くなり、なかなかそこを越えるのは難しくなるのを自覚しています。
そこをテクニカルなのかメンタルなのかはたまたフィジカル面なのかを聞き出しアドバイスします。
アドバイスしたことをすぐに結果とはいきませんが何度も実行しトライしています。
大事なことはできないことをトライして自分の物にしていくことです。
それを積み重ねていけばやがて越えることができます。
それまでは我慢と根気が必要です。
コーチングに必要なことは見抜く力です。選手は十人十色なのでさまざまなタイプがあります。
そのタイプに合わせて指導できるかどうかだと思っています。
2018年11月22日 カテゴリー: ゴルフ
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