ゴルフフィールド

天気とゴルフ

2017年01月04日

四季の中で冬が一番、ゴルフが難しくなるのではないでしょうか。

まず、ただでさえ、寒くて身体が硬くなり、動きにくくなる上、服を重ねることでさらに動きにくくなります。

風も強くなり、芝は枯れて、薄くなり、ボールが浮いていない状況では、ダブりやトップのミスが多くなります。

冬でも天気のいい日があり、風も穏やかで暖かい日もあります。好スコアが期待できます。

ただ、私は選手に、いい天気の時はいいスコアを出せるのであえて、「天気が悪くなったとき、どれくらいのスコアを出せるか挑戦してください」と言っています。

たとえば、冬は朝、グリーンが凍っているときがあります。でもこれは練習になります。キャリーでグリーンに乗せればオーバーして、奥のラフに転がりこんでしまいます。

難しいアプローチが強いられらため、グリーン手前を覚悟してクッションボールでグリーンに乗せる方法をとります。

ツアーセッティングでは、ラフからほとんどボールが止まらないため、そうしますがその時の練習になります。

ところがグリーンに霜が下りている時はボールがあまり転がりません。

固くて、遅いのです。

このようなことはツアーセッティングではありませんが独特の感性が磨かれます。

グリーンの速さにしても速いからいいというものでもありません。遅くても考え方によってはいい練習になります。

遅いグリーンは芯でしっかり打てないとボールは思わぬ方向に曲がるのです。

うまい選手はどんなグリーンでも対応できます。

グリーンに文句言う選手はうまくはなりません。

できなければ工夫して練習し、対応力を身につけなければなりません。

自然、またコース相手なのがゴルフの醍醐味です。

2017年01月04日 カテゴリー: レッスンブログ 

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