パッティング
プロは「スコアを決めるのはパッティングだ」といいます。
なぜならすべてのホールをパーオンしたなら、ショット数は36になり、それ以上ショットの数を減らすのはロングホールで2オンするかミドルホールで1オンするかしかないからです。
ミドルホールの1オンは現実的ではないと考えるとよほどのロングヒッターでロングホールを2回、2オンさせたとしてもショット数は34となります。
トッププロでも30台のショット数は難しく、平均ショット数は40前後です。
となるとパット数が32ならパープレー、30なら2アンダー、極端ですが22なら、62、1日、10アンダーで回れることになります。
トッププロの平均スコアは70を少し切るくらいなので平均パット数は29から30と割り出せます。
あくまで平均ですがいいときのパット数はパーオン率が72%から77%でパット数が24から28そうなると64から69を出せます。
4日間戦ったときの優勝スコアを16アンダーとすると1日、平均ショット数、40、平均パット数28で平均4アンダーと算出できます。
また、鍋谷太一は昨日までの2日間、CBCチャレンジツアー(中日CC.三重県)に出場し、通算3オーバー(75.72)16位タイでした。
初日、二日目ともに偶然ショット数は44でした。
初日風が強かったとはいえ、2日とも4打ショット数が多い計算です。
通算スコアから8打引くと通算5アンダーとなり、優勝を争っていたことになります。
中身はドライバーを使用したホールはほとんどフェアウェイ、ショートホールとミドルホールでのアイアンショットで方向はいいが5ヤード前後の距離感に狂いがあるのがわかりました。
それも7から9番アイアンというミドルホールでは多用するクラブです。
初めてのコースなので多少のジャッジミスはあると思いますが上記のことから考えると課題は見えてきます。
昨年はショット数が40を越えることはほとんどありませんでしたが今年はその距離感に違いがあります。
平均スコアにそれが現れています。
練習は課題をひとつずつ克服していくことだと思います。