ゴルフフィールド

練習の意味

2015年03月19日

練習すれば上達すると考えている方々には失礼かもしれませんが、ゴルフ歴33年、ゴルフ指導して丸24年、たくさんの悩みを持つ方々と出会ってきました。

大手スクール指導から初めて述べレッスン生は1万人は超えています。

私自身もスクールに入って教えるようになってから、自分のゴルフを見失った経験があります。

それは理論を勉強したからです。

自分のゴルフを理論と照らし合わせたとき、それにつなげようと考え、練習したのです。

どんどんゴルフが悪くなっていきました。

正しいのは理論で自分のスイングは間違っていると考えました。

それに気づくのに約10年かかりました。

その時、よき指導者と出会っていれば、私のゴルフはもっと変わっていたのかもしれません。

でもこれがよい経験となり、今の指導に活かせていると思います。

本題に戻りますが、「練習すればするほど、わからなくなる」「いくら練習しても上達しない」「練習しても悪くなるばかり」・・・と今まで何度も聞いてきました。

こういう方々が体験レッスンにこられるのですが、今の状態やどんな練習をしているか、聞くとほとんどの方々に共通する点があります。

まず、よくあるのは、本や週刊誌、インターネットから情報でそれらを鵜呑みにし、練習する方々です。

トッププロはこうやっている、こういう動きをしている・・・などなどです。

これを真似ようとするばかりでスイングがわからなくなった・・・

また、スイングを押し付けられるタイプ。

教えてもらうのはいいのですが、同じスイングを押し付けられるとほとんどうまくいきません。なぜなら感覚、体力、筋力、性格など皆違うからです。もちろん合う場合もあります。

理論やスイングは押し付けられるものではありません。

自分がいいと思うスイング、動きやすいスイング、納得できるスイングを指導者がアドバイスできるかにかかっていると思います。

タイプはありますが、100人いれば100通りの考え、スイングがあります。

それを今までの経験と勘でアドバイスします。ボールに当たらないと言ってこられた方が、スライスで悩んでいるという方が、ボールが上がらないと悩んでいる方が・・・・

一回のレッスンで直ります。

理由を説明して、それを納得してもらった時点で、ほとんどの方々は動きによどみがなくなります。

不安が解消されるのです。

不安と自信は表裏一体です。

不安は少しのことでで自信に変わり、自信も少しのことで不安に変わります。

スイングに悩みがなくなれば、ゴルフに集中できます。

コースを回ってもより一層楽しくなります。

2015年03月19日 カテゴリー: レッスンブログ 

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