ゴルフフィールド

身体を作る

2015年11月15日

スポーツは身体作りが本当に大切だということをつくづく感じます。

ゴルフはサッカーやラグビー、テニスに比べるとさほど激しいスポーツではありませんが、スイング中、身体はほぼ一定方向に動き、回転運動が加わるため、関節や筋肉に負担がかかります。

ただ、自然なスイングを身につければ身体には大きな負担はかからずにすみます。

関節は骨と腱と筋肉がつかさどり、首、肩、肘、腰、膝などの関節は頭、また脚や腕がスムーズに動くようそれぞれ役割があります。

ほとんどの関節は動く方向(回転含む)が決まっていて、それ以外の方向に動けば大きな負担になります。

ストレッチや柔軟体操を普段から行うようにしている、また筋肉が柔らかい若いうちはまだいいのですが、疲れや加齢から筋肉が硬くなってくると関節の動きに反した動きは負担となり、筋肉や腱を傷め、それが痛みとなって現れます。

ゴルフスイングは関節の動きに逆らわないで行えば負担は最小限に抑えることができます。

いわゆる不自然な変則スイングというのは関節に負担をかけているということになります。

本題の身体作りはまずバランスの摂れた食事と睡眠です。それと疲労物質を身体に溜め込まないことです。

食事は人により合う合わないがあります。睡眠はいうまでもありません。

後、筋肉は柔らかさを保つことです。筋肉の柔らかさは心からの影響もあります。

筋肉は温めて伸ばすと柔らかくなります。これから寒くなると硬くなりやすいので特に注意しなければなりません。

レッスンでは身体のどの部分を特に柔らかくすればいいか、そしてその方法、トレーニングも指導します。

飛距離アップにはかかせないヘッドスピードを上げるのも目一杯振らないで効率よく、軽く振って上がるよう指導しています。

昨日も300ヤードを軽いスイングで越えるデモンストレーションを行い、生徒は一様に驚いていました。

しっかり振れば330ヤードです。

関節に負担がかからなければ動きはスムーズになり、スピードはアップします。

ちなみに鍋谷太一は(177センチ、65キロ)で先日の日本オープンでもご承知の通り、世界のトッププロ、アダムスコット(185センチ)や同組で回ったWJリー(190センチ以上)ともほぼ同じ飛距離、8月に高校生でプロテストを合格した田中泰芽くん、プロを目指している安田賢史くんもレッスンに通いだしてからかなり伸び、身体は細いですが290近く飛んできたと思います。

身体作りをして、飛距離アップそして身体に負担のかからないスイングを研究し、永く楽しめるようさらに追求していきたいと思います。

2015年11月15日 カテゴリー: レッスンブログ 

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