ゴルフフィールド

フェードとドローと初日中止

2015年09月09日

最近は試合やラウンド結果ばかりなので久しぶりにレッスン記事を書きたいと思います。

表題にあるようによく、フェード(右打ちの場合ボールに少し右回転を加えわすかながら右に曲がるまたは右に落ちるように回転する弾道)とドロー(それの反対、左回転)についてよく議論されます。

以下私の主観です。

フェードとドローは打ちわけることができるのが理想だと思いますがスイングの癖があるので一方に磨きをかける選手のほうが多くいるように思います。

フェードはストレートなスイング軌道に対して、カット(アウトサイドイン)に入ってくるので地面に対してわずかながら鋭角にボールをとらえることになり、バックスピン量が多い弾道になります。

ゆえに落下してからのラン(転がり)が少なくなり、ピンポイントでフェアウェイやグリーンを捕らえやすくなります。

ドローはそれの反対で同じクラブで打った場合はバックスピン量が少なくなり、ランが出て飛距離が稼げるという利点があります。

ドローはせっかくフェアウェイに落下してもランが出るため、ラフまで転がってしまうという難点があり、トーナメントのような長いラフにつかまってしまった場合、硬いグリーンではピン寄せるのが難しくなります。

フェードはランがないため、飛距離は稼げませんが、ピンポイントに狙えます。

フェードのほうがプロにとっては利点が多いのですがラフが短く、グリーンが柔らかい状況であればドローもフェードもあまり関係ないとも言えます。

世界に目を向ければ、フェードで距離が出るババワトソンやミケルソンが私からみれば真のパワーヒッターだと思います。

もちろん体格は二人とも身長190センチを越えていますが。

フェードで300ヤード。女子は250ヤード飛べば世界に通用するロングヒッターです。

ただ、マスターズの行われるオーガスタナショナルは左ドッグレッグホールが多いためドローボールが打ちやすいと言われています。

タイガーウッズはデビュー当時ドローでしたが、フェードに変えました。オーガスタをドローで攻めていたとき、彼は記録を作っての優勝でした。

また、JGTOチャレンジツアー(千葉夷隅CC)、ひまわりドラゴンカップは雨でコースコンディション不良のため、初日は中止となり、明日18ホールでの決勝となりました。

2015年09月09日 カテゴリー: レッスンブログ 

PC版はこちら

スマホ版はこちら

先頭へ戻る