全英オープン
今季、男子メジャー第三戦、世界最古のゴルフメジャー競技「全英オープン」が当地のロイヤルリバプール(7312ヤード・パー72)で行われ、北アイルランドの若手トッププレーヤー、今や、世界のRマキロイが、17アンダーのハイスコアで優勝しました。
タイガーウッズの記録には及びませんでしたが、4日間比較的、天候もよく、スコアを伸ばす選手が多いのが今回の大会の特徴でした。
また、コースセッティングはロングホールが短く、ミドルホールが長いという、ロングヒッター向きのセッティングだったようにも思います。
マキロイは時折、400ヤード近い、ドライブを見せ、他を圧倒する飛距離でロングホールをバーディ、またイーグルを量産しました。
また、彼のパットスタイル、思い切りのよさも随所に見られ、逃げ切った優勝でした。
日本選手では、松山英樹と小田孔明が共に、1アンダー、39位タイに入りました。
松山選手は、観ていて、少し、攻め方に少しもったない感じがしました。
彼の飛距離なら、ロング530ヤード前後のロングならドライバーでティーショットをすれば、セカンド、アイアンで、グリーンを狙えたはずです。
またティーショットを失敗しても、安全にフェアウェイに戻せば、3打目をショートアイアンまたはミドルアイアンで打て、まだまだバーディを狙えることもできたように思います。
彼のことですから、それだけではない、もっと奥深い考えもあったかもしれません。
グリーンは速いというよりも傾斜は芽が入り組んでいる感じでした。グリーン脇にいくと、傾斜からグリーンからボールがこぼれ出るセッティングでした。
風が吹けば、もっと難しかったと思います。
マキロイはこれで4代メジャーの内、3つ制しました。後、マスターズを制すれば、グランドスラマーです。
彼のゴルフは、観ている人たちに魅力を感じさせます。ファウラーもそうですが、ハラハラドキドキまた、思い切ったプレーでイーグルや、バーディをいとも簡単に取り、ギャラリーを沸かせます。
日本トーナメントも、そういうプレーが見れるセッティングにし、ファンをももっと沸かしてもらいたいと思います。