ゴルフフィールド

環境とスイングとコーチ

2014年09月06日

ゴルフが上達する上で「環境」はとても大事です。

ゴルファーは環境に感謝し、気持ちを持続することができ、また、同じ志を持つ者との出会い、指導者など、選手が伸びる環境さえ作ることができれば、上達はほぼ間違いないと言っても過言でありません。

さて、ゴルフをする上でスイングの良し悪しは重要で、そこがうまくいかないと、トップゴルフファーになるにはとても難しくなります。骨格を無視した体の動きを強制するとケガもします。

ゴルフは、スイングの良し悪しだけでスコアが決まるものではありませんが、永く、安定してスコアをまとめるには、安定した打球、すなわち安定したスイングがカギとなります。

スイングは人間個々の体の質が違うので、絶対というものはありません。

ただ、人間の骨格や筋肉のつき方はほぼ同じなので基礎となるものはあります。

厳密に言えば、手の大きさでもグリップ(握り方)は変わります。

これまで万人のスイングを見てきましたが、ある程度のパターンはあるものの、やはり、人それぞれゴルフに対して、目標も違い、考え方も違うのでひとまとめに指導することはできません。

これまで一人一人、違うと思って指導してきました。

「今、ボクのスイングがとてもナチュラルに見えると思うけど、これまでたくさんの練習を積み重ねてきた」と言ったのはロリーマキロイです。彼はもちろん、ジュニア時代から世界のトッププロを夢見たはずです。すごい目標です。

マキロイはジュニア時代から同じコーチに指導を仰ぎ、現在も同じコーチがスイングを観ています。グリップを見ても立ち方にしてもすばらしいです。基礎からしっかりと身につけています。

その昔、ジャックニクラウスもジュニア時代から世界ナンバーワンになっても同じコーチ、ジャックグラウト(故人)が指導していました。その昔、ジャックニクラウスは、メジャー優勝したとき、「家族とコーチに感謝したい」と言ったのは有名です。

素晴らしい選手は素晴らしい出会い、運命をも持っています。

これはあくまで私の見解ですが、正直、タイガーはプロに転向してコーチを替えすぎたと思います。

タイガーがプロデビューした頃、ジャックニクラウスは、「私とパーマーを合わせた勝利を彼は手にするだろう」と言っていました。もちろん現在までもすばらしい成績を残していますが、あの時のタイガーの勢いからすれば、メジャーでもっと勝っていてもいいと思います。

スイングも今、けっしていいものとは思いません。たくさんの理論、要素が入っているように感じます。今後、ツアーで成績を出すのは今、正直どうなのでしょうか。最近、またコーチと契約を解消したそうです。早く、復活してほしいと願います。

2014年09月06日 カテゴリー: レッスンブログ 

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