関西小学生予選とベストスコア更新
7月7日(土)七夕の日、関西小学生ゴルフ選手権予選会(ダンロップパースリー・パー54・兵庫県)が行われ、この日は、ゴルフフィールドから2名の男子小学生ジュニアが挑戦しました。
その中で、丹羽海太(小学6年)が54と奮闘、6位タイとなり、自身3度目の予選通過を果たし、関西決勝大会(宝塚GC)への出場権を獲得しました。
海太、1番、スタートホールでのティーショット。
予選通過し、笑顔の海太(コース前で)写真は親御さんから送っていただきました。
海太は前半、バーディが先行し、一時は3アンダーまでスコアを伸ばしたようですが、6番で痛恨のOBで後退しました。後半は、粘り強くパーを重ね、結局パープレーにまとめることができました。
試合中、最も試される我慢と忍耐の精神力で乗り切ることができたと思います。こういう流れはしんどかったと思います。
また、同じ日、同じく出場した、釣浦郁真(小学5年)は61でラウンドし、健闘しました。郁真は毎週、吹田市からレッスンに通っています。これから、しっかりとしたゴルフができるよう技術と精神を磨いてほしいと思います。
この結果は翌日のスポニチにも掲載されました。
そして、翌日、海太は岡山県、赤坂CCで自身ベスト、73(36・37)をも達成しました。お父さんは日ごろの疲れをものともせず、朝、4時に出発していったそうです。子供の結果により、そういう疲れも吹っ飛ぶと思います(笑)
そして山田勘太(高校1年)はナパラGCでボギーなしのハーフベスト、1アンダーの35、さらにつるやオープンが行われることで有名な山の原GCで76で回り、自己ベストを更新したと報告をいただきました。
スタジオで。
勘太は初心者で、入会してわずか2年あまりでここまでできるようになりました。少し、外れた道に行こうとしていた彼もゴルフでたくさんのことを学び、成長することができました。
試合では子供たちがたくさんの人が見てる前で、ボールを放ち、今まで練習した成果を出そうと一所懸命、ボールを追いかけています。その姿には感動させられます。
スコアや結果は誰もわかりません。それを、ただ、何時間もひたすら待っている親や家族の気持ちを私たちは子供、選手に伝えています。
子供は待っている家族にいいスコアが報告できるよう、がんばっています。
そして達成できたとき、たくさんの思いが込みあがってきて何にも変えることのできない充実感を家族と共に味わうことができることと思います。
達成はいつもできるものではありませんが、行き詰ったときにどう考え、どう歩んでいくかを親御さん、選手、私たちが一緒になって、乗り越え、進んでいくことが大切だと思っています。
壁は前に進んでいるからやってくるのです。それを乗り越えることが目標に向かって進んでいる礎となるのではないでしょうか。