サマーゴルフジュニアチャンピオンシップ結果
サマーゴルフジュニアチャンピオンシップ(3日間・54ホール・サンコー72CC・群馬県)が行われ、最終日、67(33・34)の好スコアをマークした、鍋谷太一(高校1年)が通算6アンダー、高校男子の部で、2位タイ(72・71・67)に入りました。
最終日は8バーディを奪う、猛攻を見せましたが、首位とは5打差、追いつくことはできませんでした。
この3日間では16個のバーディを奪取。ですが、まだまだ、ミスが多い内容となってしまい、本人は反省していました。
結城里麻(高校2年)のスタート1番のティーショットです。里麻は、最終日、4オーバーからのスタートでしたが、最終日は一時、5アンダーまでスコアを伸ばし、上位への期待が高まりましたが、終盤、ボギーが重なり、結局、71(33・38)で3日間、74・74・71で通算3オーバー、6位に終わりました。
写真は山内一輝(小学6年)のスタートティーショットです(小学生はカートプレーでキャディがついています)一輝は通算、5オーバー(76・72・73)13位と健闘しました。「上位の選手はパットがうまい、自分はそこが課題」と言っていました。
写真は青山彩花(小学6年)通算9オーバー(73・75・77)で15位と大健闘です。この夏休みの練習成果がでました。体が柔らかいのが特徴ですが、今後はスイングを改善する必要があります。がんばってください。
丹羽海太(小学6年)のスタートホールティーショットです。最終日、スタートホール、やっとフェアウェイに運べました。海太は、3日間、すべて70台(77・74・76)をマークし、通算11オーバー、26位でした。お父さんは「よくがんばった」と言っていました。
横山紗蔵(中学3年)です。今回は、通算19オーバーで、37位タイです。紗蔵はパットが得意ですが、今回のグリーンは攻略できませんでした。課題もたくさん見つかったと思います。これからもがんばってください。
写真は田中泰芽(中学3年)、榛名9番ホールのパーパットです。通算19オーバー(80・76・79)、43位タイでフィニッシュでした。泰芽もショートパット、グリーン回りのアプローチが課題だということがわかったようです。JJGA全国、初出場、いろんなことを勉強したと思います。今後につなげてください。でも今大会では試合前の調整で、ドライバーの球筋が激変、290ヤードコンスタントに飛んでいました。
写真は佐藤愛絵(高校2年)のスタート、ティーショットです。通算19オーバー(75・82・78)、27位タイでフィニッシュ。練習日は学校行事で、ラウンドできず、ぶっつけでしたが、初日は、まずまずでした。愛絵もショートゲームが課題です。家でもできる練習です。コツコツがんばってください。
そして、表彰式。太一と泰芽、海太、里麻、愛絵。太一はクリスタルを手に、記念撮影です。
ースナップ写真ー
妙義1番、527ヤード、パー5。少しフォローの風が吹いていて、男子、中高生、飛ばす選手は、セカンド、ミドルアイアンです。太一も3日目はセカンド、6番アイアン。ここはミドルホールと思ってプレーしたそうです。
コースから20分。観音山ゴルフ練習場で。終ってからも朝もいきました。早朝5時から営業していました。スイングチェック、ミーティングと活用させていただきました。
今週、出場した選手は、6月から始まった、地区予選会から出場、それら地区大会で優勝、もしくは、全国ランキングスコア75前後での成績をあげないと出場できない大会です。
JJGAの試合は、シード制度は一切ありません。前年の大会で優勝したからといって、出場できないのです。当然、予選免除もありません。
これは、今、現在、本当に力のある選手しか出場できない試合のしくみになっています。
アメリカではAJGAという大きなジュニアゴルフ組織がありますが、同様の制度です。
今大会、使用コースはフェアウェイが広く、特に、関西の選手にとっては非常にティーショットが楽に感じたと思いますが、グリーンは小さく、アイアンショットでの正確性が求められるコースです。ゆえに、グリーンを外す機会が多く、ショートゲームの重要性が増すのです。
コースは、先週までの雨でグリーンは、柔らかく、砂を入れることはできず、けっしていい状態ではありませんでした。コースの方も、「申し訳ない・・・・」と言っておられました。30~50センチくらいのパットをことごとくはずす選手を多く見かけました。
そんな中、選手をはじめ、誰一人、文句など言わず、ただ、コースを提供していただけることに感謝していました。
そして、試合はアンダーパーが続出するハイレベルな大会でした。高校生から小学生、優勝スコアはすべてアンダーです。高校男子、小学男子の優勝スコアは11アンダーです。
私は、この日本ジュニアの選手のレベルがものすごくあがっていると感じています。数年前までとはまるで違います。
これからは、本当に真剣に、努力、時間を惜しまず邁進しないと、こういう試合で上位にいくことは、非常に難しいと思います。
私たち指導者も結果が求められています。気持ちを引き締めて、がんばっていきたいと思います。