日本ジュニアゴルフ選手権とベストの報告
上の写真は会場の霞ヶ関CCのクラブハウスです。
関西ジュニアゴルフ選手権、優勝の結城里麻(中学3年)と同4位の鍋谷太一(中学2年)の2名が、同大会の上位者のみに与えられる、日本ジュニアゴルフ選手権に出場することができ、霞ヶ関CC(埼玉県)まで遠征に行ってきました。
なんといっても、北は北海道、南は沖縄まで各地区代表の選手のみが出場できる日本最高のジュニアゴルフ競技です。高校男子の部での優勝者は日本オープン出場権を、同女子の部での優勝者は日本女子オープンに出場権を与えられます。
場所も関東の名門、霞ヶ関CCで毎年、同コースで行われ、コースも最高でセッティングも日本オープンを彷彿させるようなセッティングです。今年は中高男子が西コース(7076ヤード・パー73)中高女子は東コース(6443ヤード・パー72)で行われました。
同コースは今年の10月にあのマスターズの出場をかけたアジアアマチュア選手権も開催されます。
練習ラウンドで10番ホールで撮影したコース内の写真です。左がフェアウェイ、中央がファーストカットのラフ、一番右がセカンドカットのラフです。
下の写真はグリーン周りのラフです。ロブショットが要求されます。
セカンドカットのラフかなり深く、ここに入れるとボールを捜すのにも苦労します。試合ではキャディ、スコアラーが付きますが、ロストボールになることがしばしばです(太一は2日目の18番ホールでロストボールになり、痛恨のトリプルボギーとなりました)
太一の練習ラウンドのバンカーショットです。練習ラウンドは一回のみで、ボールを一球しかプレーできないので、何ホールかはわざとバンカーやラフに入れて、プレーしました。
OBはあまりありませんが、フェアウェイに打たないと、次のショットが狙えない場合がほとんどです。
試合は男女とも3日間、54ホールの戦いです。内2日間36ホールは予選で中学男女とも30位タイまでが最終日の決勝に進めます。
結果、太一は初日、パープレーの73で3位タイ、二日目は79で順位を落とし14位、+6で、予選を突破し、最終日は75でトータル+8で単独9位と健闘し、全国大会に続き、ベストテン入りを果たしました。
里麻は初日78、二日目81のトータル+15で最終日までコマを進めることはできませんでした。
里麻はここ最近調子は上々でしたが、今回はマネジメントに問題がありました。ボールを曲げたショットから、フェアウェイに出すのに松の枝に当たり、バンカーに落とすとそこから、脱出するのに数打を要してロングホールで9を叩くなど、不運もありました。
そこは本人、甘かったと反省していました。斜めに出すのではなく、横に出すべきだったと・・・・
ここのコースに来る前に想定して何度もミーティングで話し合ったことでしたが、いざ試合になると焦りがでて忘れてしまいます。二日目は、流れをつかめず、結局3打足りずでした・・・
試合結果はJGAホームページにて閲覧できます。
http://www.jga.or.jp/jga/jsp/index.html
今回、二人ともこのような大会に中学生で出場することができ、ほんとに光栄です。貴重な経験もさせていただきました。
もちろん二人とも初出場で、ここの初めての経験はたぶん一生忘れることができないでしょう。これからも毎年、この大会に出れるようがんばってください。
記念撮影(9番ホールグリーン奥で)
また、次の日、太一も里麻も疲れを見せず、同じアスリートコースの後中美璃(中学2年)と一緒にナパラGCを回り、太一は64(33・31)で回り、自己ベストを更新しました。
美璃は2人が遠征に行っている間、高槻GC(パー70)を72(38・34)で回り、ベスト更新をしました。今日もナパラGCで77(38・39)でナパラでの自己ベスト更新です。まだ試合で結果を出せていませんが、去年の9月に入会し、約1年、そのときのベストスコアは91でした。小学5年の終わりからゴルフを始めてまだ、2年半です。この一年すごい成長をしてくれています。
明後日の火曜日は、つるやスポニチジュニアカップにアスリートの3人と横山紗蔵(中学1年)が出場します。