ゴルフフィールド

元気

2010年12月13日

「元気」は気の元で、元気がある人とか、元気な子供とかにこの「元気」という言葉を使います。

元気のある人や子供にはパワーがあります。何をするにも情熱的でおおらかで、失敗を恐れず、突き進んでいく姿が想像されます。

元気があれば、何をするにも、「あいつならやりそうだ」とか「あいつなら大丈夫」とか他人からの目からもたのもしく写るものです。

ミーティングでもよくこの話をするのですが、私はゴルフをする上で、この「元気」が非常に大事なキーワードだと思っています。

ゴルフも元気なければ勇気をもてない、勇気なければ攻めることができない、いつも守ってばかりで好スコアが望めない・・・あげくには勝つことができない・・・と構図がつながっていくように思います。

では、この元気は何から生まれるかといえば、ズバリ、「安心」です。

「安心」できれば、元気が出ます。

元気は元気を出そうと思ってもなかなか出るものではありません。心理学者やメンタルトレーナーが「声を大きくしろ」とか「深呼吸しろ」とか言っていますが、私はちょっと違うような気がします。

安心は、与えてもらうもの、また与えてあげれるものと理解しています。安心を与えてもらえば感謝しなければなりません。

大人たちは家族から、また会社から、大きく言えば国から安心を与えてもらいます。

今の国や会社がどれほど、安心を与えているかはそれぞれ考え方や意見もあるので控えさせていただきますが、家族というものに関しては、非常に大切なものだと思います。

安心できれば、元気になり、いきいきします。顔つやや表情も豊かになります。

安心は環境です。環境を整えてやるのは、家族や親だと思っています。

私は本気になっている選手がだめなときは思い切り叱らせていただいています。その代わり、よかったときは思い切り褒めます。選手はメンタル(心)が非常に重要です。それが壊れれば、すべてがうまくいきません。

外では、大人も子供もストレスを背負っています。そのストレスから開放してあげれるのは唯一、帰ってくる場所だけだと思います。

選手が落ち込んでいるときは、「家では安らぎを」と選手の親御さんや家族の方にお願いしています。

2010年12月13日 カテゴリー: レッスンブログ 

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