全力でやるのみです。
ゴルフはターゲットスポーツです。戦略をたて、自分の定めた目標にボールを運び、そしてそれをいかに少ない打数でカップに入れるかです。
ストロークプレーの場合、通常一日、１８ホール、すなわち１８回違ったホールでそれを行い、合計打数を競います。女子プロの場合はほとんどの試合が３日間、５４ホール、男子プロの場合は７２ホールで合計スコアを競います。
もちろん最も少ない打数で上がった者が勝者となるわけですが、ゴルフではプロトーナメント以外の多くの競技は、一緒に回る相手は２～３人で他のすべてのプレーヤーのスコアを把握することはできません。
すべての競技者が上がってから、自分の順位がわかるスポーツです。
順位をひとつでもあげるには、自分が全力でやるのみです。ひとつでも少ない打数で上がるための戦略を立て、自分の技量や経験を活かすしか術はありません。
技量を持ち、それを自分のものにするには、観て、覚えるまで、反復練習、経験を活かすためにはいい経験も悪い経験も必然として認識し、次に備える、こういうことの繰り返しによって質が出来上がっていくように思います。
試合結果報告です。
ALLKANSAIテレビアマチュアゴルフ選手権の決勝が関西の名門、六甲国際GCで行なわれ、男子は東コースのフルバックティ（７２７２ヤード・パー７２・二日間３６ホール・１６０名）、女子は西コース（約６１００ヤード・１８ホール・６１名）で行なわれました。
ここのコースは先月、パナソニックオープンが行なわれたコースで距離が非常に長く、難攻不落の本格チャンピオンコースです。
２７日の初日（男子、女子は１日の１８ホールの決勝）は１０月として大変寒い一日（コースでの朝の気温が８度）となり、風が吹き、難しいコンディションとなりました。
今日はいいスコアを出すというより、我慢の一日になる、そう感じさせる朝となりました。
上の写真はパッティンググリーンから望むクラブハウスです。
上の写真は男子使用コースの東コース最終ホールで、４９０ヤード、パー４です。パナソニックのときでも２番目に難しいホールになり、なかなかパーを取るにも難しかったホールです。二日間ともアゲンスト（向かい風）でなかなかパーオンもできません。
そんな中、女子では後中美璃が７９で上がり、１３位となり、健闘しました。最後のホールは目のトラブルもあり、９打を要したそうですが、よく耐えました。
上の写真は美璃のフィニッシュです。綺麗に肩と腕が使えています。朝、コース近くの練習場に行きました（ジュニアは１時間５００円、打ち放題で打たせてくれました・アコーディア神戸北町）
上の写真の真ん中が里麻です。フォローで両腕が伸びてのびのび振れています。
太一のフィニッシュです。いい感じに見えますが、今週はカットスライス系でショットが曲がり、調子が悪くなっています。
その他女子の結果は結城里麻が８２で１９位、横山紗蔵が９３で４８位、鈴木海咲が１０６で５８位となりました。
男子は鍋谷太一が前年決勝２０位までのシード（予選免除・前年２０位でギリギリ）で出場し、初日、８１で回り、９位につけました。
このコンディション、コースならよくがんばったと思います。
上の写真はパッティンググリーンでの太一です。
二日目の昨日の帰りは私の娘が迎えにいって、上がってくると同時に電話がかかってきました・・「７９っやって＾＾」何もわからない娘は、どんなものかわかりません。
私が「ありがとう、気をつけてな」と電話を切ると・・・またしても娘から電話「太一すごいでー、３位やって＾＾表彰式とインタビューあるらしいからそれ終ってから帰るわ」とのこと・・・
信じられなかったですが、雨でかなり冷える一日となり、想像以上にきつい一日だったのでしょう。この日のベストスコアは７６でした。よく耐えてがんばったと思います。
商品のパターです（くまのプーさんは関係ありません・・）他にクリスタルをいただきましたが、先日より、入院しているおじいちゃん（私の父）のまくら元へ置いてきたそうです。父は孫が来たことにかなり喜んでいたそうで、「わしが退院したら、またゴルフ場へ連れていってやるからな」と言ってもらい、太一もその言葉がうれしかったようです。帰りにはお姉ちゃんにもつ鍋をおごってもらったと喜んで帰ってきました。
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p>この試合の模様は１１月１４日（日）サンテレビで１９：００～１９：５５まで放映されます。よければ観てください。
