ゴルフフィールド

教える側の「気」

2009年06月25日

私はこの「気」というのがとても重要だと感じています。「気」というのは言葉から通じることもありますが、人間同士が「気」が「気」を感じ、その人間が発する「気」によって行動するというものです。

いくら教える側の言葉が流暢で理論を述べてもその心に相手に対しての気持ちと確固たる自信がなければ相手に伝わりません。また指導者がレッスン書などを読んでその言葉や表現、指導法など受売りしても相手の心にも響きませんし、伝わりません。相手を混乱させるだけです。

指導書や教科書に書いてあるものをただ読んだだけで相手に口で伝えるのではなく、自分がやってみて練習し、コースで試し、実践に基づき、自らの行動で始めて伝える能力が備わります。

もし、そのまま伝えるなら、「これはある本を読んだんだけど・・・」と正直に伝えると本人も納得し、受け入れてくれます。

自信がつき、ボールを打つときに恐さがなくなり、リズムよく打てるスイングが最高です。あまり理論ばかりに惑わされないようにすることが上達の近道です。

ベスト報告をいただきました。

木元省吾君(小学5年・レッスン歴4ヶ月)がチェリーヒルズGCを88(40・48)で回り、つい1週間前に同コースでマークしたベスト102をなんと14打も伸ばし、大幅にベストを更新しました。しかも前半40はたいしたものだと思います。私も思い切りほめさせていただきました。

1週間前のブログにも書きましたが、木元くんは勉強とゴルフを両立しようとがんばっています。また最初なかなかできなかった挨拶もできるようになってきました。

なにより、最近は笑顔で私にも応対してくれます。気持ちが充実し、目標を持ってやればほんとに短期間で上達できます。まさにそんなお手本です。

これから真剣にやればやるほど乗り越えないといけない障害がたくさんやってきますが、それを乗り越える勇気と行動が伴えば、強い選手になれます。

2009年06月25日 カテゴリー: レッスンブログ 

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