スイングより構えが重要です。
昨日、生徒がボールに当たらないとのことで1ヵ月半ぶりにレッスンに来られました。ラウンド中、同伴競技者からトップで右脇が空いているとの指摘を受け、ラウンド後、打球場に立ち寄り、そこを徹底的に直そうと練習したようです。
練習している内にボールが思うように飛ばなくなり、繰り返し、修正し、練習すること一週間、今度は全くボールに当たらない、当たっても全然飛ばなくなったとレッスンにこられました。
先の経過を聞いたあと、スイングを観て見るとスイング以前にアドレスでボールから離れて立ち、右を向いています。「これはだいぶ修正しようと練習されたようだな」というのは直感で感じました。
案の定、クラブのトゥ(先側)に当たり、アウトサイドインの軌道で、スタジオの計測器で見てもドライバーで40ヤードほど飛距離が落ちていました。
また明日(今日)コースに行かれるようで顔は悲壮な感じです。私が「大丈夫、すぐ直ります」というとエイミングとボールの位置を修正しました。そこで「えーこの位置やったらボールに当たらんわー」と言われましたが、「いいから2,3回素振りしてから思い切って打ってください」といってスイングしたら一発目からバシーン!とナイスショット、表示はキャリーで260ヤードです。
びっくりされていましたが、中上級者はこういう形で調子を崩す方が非常に多いです。同時に右脇の空きも修正できました。右脇は右を向くと、左にスイングしようとするため、クラブがプレーンより、外に上がり、右脇が空きます。また離れて立っていてるを気づいても一人で練習していたらその位置にボールを置いて打つのは勇気がいります。
右脇は空かないほうがいいですが、修正を根本から直していないため、そこだけ直そうといても無理が生じ、スイングに余分な力が入り、気持ちよくスイングできません。
澤田匡彦さんから、スコア報告いただきました。
2月2日、オープン参加の競技会で北神戸GCを77(39・38)で回り、北神戸でのベストタイで回ったとの報告をいただきました。朝の練習でドライバーショットが曲がっていて調子がが悪かったようで、ユーティリティをティーショットで多用したようです。上がり3ホールでの3ボギーは痛かったようですが、調子が悪くてもスコアをまとめれることが上級者の証です。3月のG-ONE決勝(茨木GC西コース)に向けてがんばってください。
ご報告ありがとうございました。