上達するには
ゴルフが上達するには、努力と年月が必要です。努力するのは言うまでもありませんが、年月を費やせば上達するとは限りません。事実、ゴルフ歴5年以上の方でもなかなか100や90が切れないという方もおられます。逆にごく短期間で80台で回る方もおられます。
ここで簡単にスコアを出すコツを教えます。それはゴルフコースを回ってるときの考え方にあります。スコアを決めるのはナイスショットの数の多さではなく、ミスショットの数の多さにあります。
ミスショットの数がパーの数に足されるということです。100を切りたければ、27回のミスで抑えることです。80台ならば、17回(いづれもパー72とした場合)です。
ミスの数はOBは2つ(罰一打に打った数)、3パットは1つ、池は前から打てることが多いので1.5打、その他、バンカーや、アプローチでリカバリーできなければ、1打と数えます。唯一、数を引けるのはバーデイやイーグルです。
今の目標スコアはいくつですか?99であれば27、89であれば17、79であれば7、というふうに考えてみてください。その数にミスを抑えることができれば目標スコアが達成できるということになります。
また今日は石川遼君が優勝しました。あの長い小樽CCで4日間で17アンダーです。今週の彼は足す数より、引く数が多かったのです。最終日はラフやバンカーにいれながらも決め所をしっかりと決めていました。顔つき、目つきが一流選手になってきたようでした。
最後のコメントもB・ジョーンズ選手を称えていました。それが17歳にして備わっているのがゴルフ以上にすごいなと感じました。
スコア報告いただきました。
定山光洛さん(レッスン歴9ヶ月)が奈良白鳳GCで初のハーフ40台、48を出したとのことです。スイングも綺麗になってきました。練習もよくされています。これからも100切り目指してがんばってください。
澤田匡彦さんは北神戸GCで行なわれた神戸市民チャリティーゴルフ予選会に出場し、78(36・42)で回り、270人中、グロスで8位となったようです。まだスコアに波があるとのことで、本人は納得していないようですが、これからも練習に励みがんばってください。
深見高光(小学5年)は亀岡CCをレギュラーティーから回り、88(39・49)だったそうです。つい先日もベスト更新したばかりでしたが、今回は初のハーフ30台をマークしました。勉強とゴルフ、両立で大変だと思いますががんばってください。
西郷広也(小学4年)はダンロップパースリー(パー54)で初のアンダーパー、53(26・27)をマークしたとお父さんから報告いただきました。今月末の関西小学生決勝に向けてがんばってください。
鍋谷太一(中学1年)は関西ジュニア最終日79で回り、結局13位タイで終わりました。最終まで勝ち残った14人の中では最下位となり、日本ジュニア出場(上位5人まで)とはなりませんでしたが、予選、決勝予選と関西の男子中学生150名余り出場の中、最後までよくがんばったと思います。これからも努力を惜しまず精進してほしいと思います。