ロレックスチャンピオンシップ全国決勝大会の結果
5月4日、5日の2日間、群馬県のサンコー72CCでロレックスジュニアチャンピオンシップの全国決勝大会が行われ、4月に行われた関西CCの予選地区大会(11歳以下の部)でトップで通過した鍋谷太一(小学6年)が出場しました。
今回は試合の2日前に現地入りし、2回の練習ラウンドをこなしました。初日は私とラウンドしたのですが、練習で77、指定練習日で79と2日間連続で70台をマークし、調子は上々でした。
また本番の初日の結果は79の19位タイで、よくやったという感じでしたが、トップは1アンダーで全国レベルの高さが身にしみ、ラウンド後は疲れ知らずで200球の打ち込み、パット練習1時間と最終日への本人の意気込みを感じさせられました。
最終日の朝は本人が「父さん、どんな気持ちでいけばいい?」と聞いてきました。私はすかさず「差がついているので思い切りいくしかない!3パットしてもいいから思い切って打て!」と言いました。
結果、攻めた甲斐あってか3連続バーディを含む、5バーディを獲り、自身初の71のアンダーパーを記録し、2日間トータル6オーバーでした。
上がりホールでは報道陣が待ちうけ、最終2ホール連続バーディであがった太一はNHKのインタビューにも応え、本人も大満足の5位フィニッシュでした。
表彰式では昨年この大会で15~18歳の部で2位だった石川遼がプレゼンテーターとして来場し、各部で6位までがクリスタル盾と賞状を手にしました。
私が今回感じたのは、やはりなによりも経験が必要でないかと思います。太一は先週4月29日に出場したUSキッズでは前半46をたたきながら後半36を出せた経験が今回に活かせたように思います。
ゴルフを始めたころのボールを打つ経験から始まり、コースを回る経験、試合の経験、ハイレベルの試合の経験と経験を重ねるごとに悔しさやうれしさ、楽しさを感じ、それを次に活かし繰り返しながら進んでいくのだと思います。
日々の経験はポジティブに解釈し、必要であって必然であると常に思うようにしています。
リーダーズボード
出だしのティーショット
1番ホール、プロトーナメントの雰囲気
応える太一
石川遼と太一
各表彰。
石川遼と小学生入賞者。