本気で目標を追いかける
子供のときに将来の目標がもてれば、目が輝き、希望に満ち溢れます。決して非行に奔りません。
そしてかなりの確率で達成できると思います。ですが目標達成するにはいろんな経験が必要になり、かつたくさんの障害を乗り越えなければなりません。
ゴルフは個人スポーツで良くも悪くもすべて自分の責任です。子供のときからそうしたことが自然にわかるようになれば立派に成長することだと思います。
ゴルフを指導する我々、また親が気をつけなければいけない点は勝負だけにこだわって育成してしまうことです。そうなると、「勝ちさえすればいいんだ」という気持ちばかりが先行し、ずるくなったり、強硬な姿勢ばかり目立つようになり、人がよりつかないような人間になってしまいます。常に全力でぶつかり、負けたときは相手を称え、素直になる。出る試合すべていい結果が出るわけではありませんし、勝てるわけではありません。
親も指導者もついつい結果ばかり追求してしまいそうですが、そうなるとやがて目標が遠い存在に感じてしまい、あきらめることになりかねません。
ジュニア育成は難しいですが、信頼関係を築きながら進んでいかなければならないと思っています。
西郷さんより5月11日の結果報告をいただきました。
鍋谷先生
5月11日は東岸和田ゴルフクラブ(Par59,out29,in30)の廻り放題に行ってきました。
山岳の起伏の激しい狭いコースでした。朝8時から夕方17時まで63H(3.5R)を回りました。結果は、0.5R(out48), 1R(out46, in56), 2R(out43, in42), 3R(out42, in37)でした。最後の2,3Rはスクラッチで広也が私に勝ちましたが、1日の合計スコアでは6打差で広也の負けでした。最終のハーフでは大人の私もへとへとで、広也もバッグをかついで足がもつれる場面もありましたが「最後までがんばる」と自分に言い聞かせて廻りました。その甲斐あってか、ハーフPar30のコースでの自己ベストを更新しました。最後のハーフでバーディーを2つ取れたことと2R連続で私に勝てたことが自信となったようでした。悔しくて泣く場面がまたありましたが、一緒に廻っていて広也は本当にゴルフが好きなんだなあと思いました。さすがに帰りの車の中や家に帰ってからはぐっすり寝ていましたが、翌日朝早くからPGAツアーの最終日を見ていました。
教室に通いだしてから広也のゴルフへの興味がすごく大きくなったように思います。太一君の影響も大きいと感じています。飛距離も伸びてきて、昨日の東岸和田でも最長飛距離はキャリー&ランで170Yでたホール(パー4)がありました。今後ともよろしくお願いいたします。
返信
3.5Rはすごいです。広也君、お父さんの気力がすごいと思います。
広也君はゴルフが楽しくてしょうがないという感じですね。
今からすごく伸びる時期だと思います。
悔しさがあってそれを乗り越えたときが一番、充実すると思います。
今後ともがんばってください。
報告ありがとうございました。
鍋谷忠治