パットのアドバイスと月例会&忘年コンペと近況報告
グリーンに乗れば2パット(2回でカップに収める)のが基本です。3パットや4パットする場合はほとんどファーストパット(1回目のパット)がカップに寄っていません。ファーストパットで2Mくらい残してしまい、その2Mのパットが入らず、3パットという結果が多いと思います。
私は自慢ではないですが、ほとんど2パット目はマークしません。ほとんど「お先に」という距離に寄せます。プロトーナメントでも2パット目はお先に入れる場合がほとんどです。
みなさんは「うまいなー」とか思っていると思いますが、毎日ほとんど回っているプロには当たり前でプロは試合の日、コースを回る前に1時間打球練習、と1時間パット、アプローチをこなし、ラウンドします。それがシーズン中は週に5日こなしますのでそれくらいのことは出来るようになります。ただそれがどういうことかということがわからないといけません。
それはタッチをつかめているということでパットやアプローチはタッチが命といっても過言ではありません。タッチとはさわる、触れるという意味ですが、ボールにさわる(打つ)強さのことです。
タッチを磨く練習方法はたくさんありますが、つかむには練習しかありません。本番ではグリーンを観て、足で歩いて、感じ、それを信じてボールを打ちます。タッチには理論はありません。本番で少しでもいいスコアで上がりたいなら、少しでも早くゴルフ場に着き、練習グリーンで練習してください。これからの季節、霜が下りれば、朝、グリーンは凍って、硬くボールは跳ねますが、転がりはボールに霜が着いて遅いです。そこから太陽が照れば(霜が下りる日は天気がいい日が多い)霜が解けて、濡れて、ボールが止まり、さらにグリーンが遅くなります。昼からは風吹いて、グリーンが乾き、ボールがよく転がります。霜が下りた日はグリーンの速さが3回変わります。こういうこともゴルファーなら知っておいてください。
また、先日、12月23日(祝)三田レイクサイドGCで行ないました月例会&忘年コンペ(ダブル開催)が無事終了しました。当日は天気が心配されましたが、暖かい日になり、雨も降らず、ラッキーな日になりました。
結果は月例会Aクラスは鍋谷太一(10)がレギュラーティ(緑)から84で回り、ネット74で優勝、Bクラスは西郷広也(24)が102で回り、ネット78で優勝しました。ただ二人ともネット72以下の場合に限り与えられるメダルは獲得できませんでした。
忘年コンペの部は猪木伸昌さんがグロス103のネット74.2で優勝、ニアピンは4Mにつけた吉田高良さん、ドラコンはレディースティから210ヤード飛ばした小学4年の南沢也君が獲得しました。
私はジュニアの組について回りましたが、飛ばしについて参考になる話をさせていただきます。ジュニアで中学2年の猪木直哉君の話ですが、今年7月にレッスンに通い出し、まだゴルフを始めて5ヶ月でスコアは2回目のラウンドで今回のコンペでも115とまずまずですが、後半の480ヤードロングホールでフォローとはいえ、残り170ヤードまで飛ばしました。最近はドライバーをやっと買ってもらい、よく練習しています。最近の練習方法はもっと強く、クイックに早く振るように練習させています。私がボールを打つのに合わせて「1・2・3」とか声をかけて練習しています。
猪木君は来年試合に出ることを目標としていますが、スコアで負けても飛距離で負けなければ、自信になり、引けをとらないとアドバイスしています。
また、濱口さんからホームコースの奈良万葉GCを回り、79との報告をいただきました。濱口さんはレッスンに通いだして、いきなり、奈良万葉GCをバックから72で回り、Aクラスでも優勝しています。これからもっと競技に出て活躍してほしいと思います。
高折さんは泉が丘GCで61・56で久々にたたいたと嘆いていましたがパット数が52パットとパットが課題です。今日のレッスンでスタジオの打席前グリーンでスライス、フックの読み方とコツをレッスンさせていただきました。
みなさん寒い冬ですが、ゴルフがんばってください。最後に名守亮(小学5年)がJJGA地区大会(東建多度GC)で80(39・41)で回り、惜しくも1打差の2位でした。最後のホールダボをたたいたそうで、電話かかってきた時は思い切り泣いていました。帰りスタジオに寄ってくれましたがスタジオでも泣いていました。その悔しさが明日につながります。明日も京都GCで予選です。