賞金王の言葉
日本ツアー選手権が終了しました。片山晋吾選手が9アンダーで2位の竹本直哉選手の追い上げを振り切り、優勝を飾りました。竹本直哉選手来季の初シードを確実のものとしました。
竹本選手はフェードボールが得意そうで片山晋吾のストレートボールとは対照的にボールを曲げてコントロールする選手に思えました。
片山選手は3年連続の賞金王で、青木功、ジャンボ尾崎に次ぐ記録で年齢の記録では38歳の青木選手を抜いて33歳の若さで史上最年少の記録でもあります。その選手が「1ミリでもゴルフを良くしたい」「日々どうすればゴルフがうまくなるか常に研究している」ということを言っていました。日本で一番の選手がこのようなことを考え、実行しているのなら追い上げる選手はもっと、それ以上またぜんぜん違うことを考え、実行しなければとても追いつけないし、追い越すことは出来ないでしょう。
これからプロを目指し、トップを目指すのならそれ相当の覚悟が必要で、練習の工夫や食事摂取、トレーニングの実行がかかせないものとなってくるでしょう。
ただジュニアの間は片山晋吾選手のようにいかに向上心を芽生えさせ、それを持続できる精神を植えつけることが重要です。これはゴルフだけでなく社会にでたとき、大人なった時必要な精神だと思います。